英語ネイティブでも、場面によって発音が違う

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中学から日本で英語を習い始めた人がほとんどだと
思います。
私もその一人。
学校で使っていた英語ネイティブの音声テープと
NHKラジオくらいが唯一英語ネイティブの声をナマで
聞く機会だった、という世代の方もいるでしょう。

そのテープやNHKラジオのネイティブ講師の発音を
一生懸命真似して、素晴らしい発音を手にされている
方々もたくさんいます。

アメリカの映画、CNNニュース、などナマで英語を聞く
機会が徐々に増え、今ではいろいろなネイティブの声を
聞くことができるようになっています。

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いろんな英語を聞くことによって、

だんだんと、
ニュースキャスターの英語の発音の仕方、
一般の人たちが交わす会話での発音の仕方、などに、
違いがあるのが分かってきます。

これは日本語でも同じです。
NHKアナウンサーのきれいな発音、
テレビドラマで交わされる会話での発音、
日常的に交わす言葉がたくさん省略された会話での発音、
テレビで字幕が入るほど一般には馴染みのない発音。

日本語と同様、英語でも様々な発音があり、それをすべて網羅することは非常に困難です。

 

TOEICのテストやNHKのラジオ講座の英語というのは、
NHKアナウンサーに相当するくらいの、明瞭な発音です。

これに比べると、映画で交わされる英語は、省略も
多く発音もくだけてきます。

たとえば、 TVドラマ 「グリー」で、

They are caged. got no future.

(彼らは閉じ込められ、将来がない。)

という英語の冒頭の they are は、

They are の部分は、ゼィ くらいにしか聞こえません。
(そのため、字幕では They’re と省略して
書いてありました。)

こういった英語を知識なく聞き取るのはかなり厄介です。

 

しかし、

They are は They’re と省略して
発音されることがあり、実際の発音は、ゼィ と発音される、

という知識を持っていると、
対応可能になります。

実はこの ゼィ のように、省略にもパターンがあるので、

そのパターンさえ知っていれば、
英語ネイティブでない私たちでも、ナマの英語を
聞き取ることができます。

あなたが自分で英語を話すときは、きっと、They are と省略せずに話すでしょう。
しかし、それが英語ネイティブは ゼィ のように
省略して発音する、ということを知っていれば、
聞き取りも楽になります。

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