英語と脳の関係?

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脳は怠け者

英語を読み始めの頃は、単語ごとに頭の中で
日本語に変換していたことと思います。

たとえば、

I play tennis every day.

こんな簡単な英文でさえも、

私は、え~と、後ろにいって、every
day だから 毎日・・・
とこんな風に日本語にしていたのではないかと思います。

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しかし、だんだん慣れてくるにつれて、今度は英語の語順で日本語を訳すようになります。

私は、 遊ぶ テニスを と
ここまで日本語に変換して、おっと、遊ぶじゃなくて
「する」だな、と頭の中で直して・・・

そして、さらに進めば、
I などはいちいち日本語にしない。

もっと、慣れると、

I play tennis every day

は、一目見て、ぱっと理解する。
日本語に訳さない。

大体英語力が向上するにつれて、こういう変化をたどっていくと思います。

こんな風に変化していくのは、脳の省力化にあると、私は思っています。

 

脳は、できるだけ効率よい方法を探す。
言い方を換えれば、脳は、とっても怠け者、
楽なほう、楽なほう、へと流れていきます。

英語初級者の頃の、いちいち日本語の語順にしてから
英語に訳すのは、非常に効率が悪い。

英語の語順で訳すという方法になれると、そのほうがラクだから、そっちに移行する。

こういう風に移行を繰り返して、最終的に
英語だけで理解できるようになる。

そのほうが、ラクだからです。

英語ができる人は、会社で翻訳などを
頼まれたりすることが多いと思いますが、
これは、結構面倒な作業です。
なぜ、英語のままじゃ、ダメなのか?

英語の語順に訳していく、という方法に
移行するには、最初は慣れが必要です。
しかし、慣れてしまうと、そっちのほうがラク。

さらに、日本語に訳さないほうがラク。
これも最初は慣れが必要。
でも、慣れてしまえば・・・

こういう風に、最終的に英語のままのほうがラク、
と言う風になります。

英語を読むときに試してみてください。

日本語の語順で訳している人は、英語の語順で訳す。

英語の語順で訳している人は、訳さないで理解してみる。

そのうち日本語を介さずに、英語を読んだり聴いたりする
ことができるようになります。
なにせ、脳は怠け者ですから。

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