日本で生活していると、意識しないと英語に触れる機会はないから
英語は勉強するものと考えてしまう。
でも、日頃から英語を生活に取り入れるようにすると、
英語に触れる機会は大幅に増えるし、しかも勉強している
という苦痛もない。
初級者でも実践できる方法をいくつかご紹介すると…
*新聞
まず、テレビなどですでに情報として知っているニュースを
新聞であらためて読む。
わからない単語は読み飛ばしても、すでに情報を知っているので
かなりスラスラ読めることを実感できる。
駅で英字新聞を買おう、たった百数十円だ。
*英語チャット
チャットといっても、相手はいらない。自分あてに英語のメールを
書こう。ブログを用意して非公開にしてもいい。
日記となると仰々しくて書く気にならないが、英文一行だけを
自分宛に送る。
もちろん、手帳のメモでもいい。日本語でなく英語にしてみる。
“I have a meeting with Yamada-san at 3 pm.”
1日これだけなら、全然苦痛ではない上、調子に乗ると、
1日10行くらいは軽く英語でメモが取れる。
*勝手に同時通訳
テレビドラマを見ているときに、頭の中で英訳してみる。
そうすると、
「どうしたんだよ?」=> What’s up?
「うん、ちょっと気になることがあって。」=> Well, I have something….
あれ、something..それから、ううん、[気になることがある]って何て
言えばいいんだろう。 と自分で英語で言えること、言えないことが
わかってくる。
テレビドラマなどは、大して難しい言葉を使っていないので
英訳しやすい。
もちろん、退屈な会議中は絶好の英語時間だ。
同僚が言った事、上司がいったことを、頭の中で英訳してみる。
退屈で、睡魔が襲ってくる時間が、最良の英語時間に早代わりする上、
仕事でよく使う英語が、自分で話せるようになる。
このような方法を取り入れていくと、英語は学ぶもの、から英語は使うものへ脱皮することができる。
もちろん、英語ネイティブを真似るのもいい。
2週間前、英語をそれほどできない子供(日本人)を
アメリカに連れて行ったときのこと。
アイスクリームを注文するときに、英語ネイティブの子供が、
I’ll have a small cone with peanut butter.
といった。それを聞いていた日本人の子が 自分の順番が
きたら、店員に、
I’ll have a small cone with chocolate chips.
と注文した。
そのまんま見事に真似した。フレーバーだけ変えて。
これだけで、注文するときは、
[I’ll have…]で通じること。
小さなコーンで~味 は、[a small cone with ~]で通じることがわかった
ようだ。
次の機会のときは、
[I’ll have a small cone with strawberry and chololate chips.]
と頼んでいた。
今度は、スモールコーンだと、アイスが2スクープ付いているのだが、
一つ一つ違う味にしてもOKというのを知ったらしい。
なので、「いちご」と「チョコチップ」を選んだそうだ。
子供の英語の上達は、たった1週間でも目を見張るものがある。
大人のあなたも、紹介した方法を実践すれば、子供に負けないスピードで
英語上達が可能になるでしょう。