付加疑問文の答え方【3つの手順で簡単に答える】

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付加疑問文の答え方

付加疑問の答え方は3つの手順で簡単にできます。その手順は次の通りです。1. 英文から付加疑問の部分を削る 2. 英文に対する答えを用意する 3. 答えが肯定文ならYes 答えが否定文ならNo で答える。

この付加疑問文に対する答え方の発想は、ネイティブの発想と同じです。付加疑問文は会話で使われる軽い疑問文なので、本来簡単に答えられるものです。

この記事では、付加疑問文に対する答え方を3つの手順で簡単にできる方法をお伝えします。豊富なやさしい例文を用意してありますので、例文を見て簡単に理解できます。この記事で、付加疑問文に対する答え方を身につけましょう。

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付加疑問文の答え方

仕事がはかどったね。

may
may

You are tired, aren’t you?
疲れたでしょ?

そうだね。ところでこの場合、「疲れたよ」っていうのは、YesかNoかどっちで答えればいいのかな?

 

may
may

付加疑問が付いているから混乱するのですね。答え方のコツは、文末の付加疑問の部分は無視してしまうことです。

そうなの?付加疑問の部分を無視したら、付加疑問をつける意味があるのかな?

may
may

付加疑問は文字通り、「疑問を付加する」という意味ですね。英語の付加疑問は会話特有の表現方法です。自分の言っていることを相手に確かめたり、相手に同調を求めるときに使います。

付加疑問の特徴:
・会話で使われる。
・語尾上げで話す場合:自分の意見を相手に確かめるときに使う。
・語尾下げで話す場合:自分の意見を相手に同調してもらいたいときに使う。

日本語でも、
「ちょっと休もう。」という場合と、「ちょっと休もうよ。」という場合があるけど、それと同じ程度の意味だね。

may
may

そのとおりですね。付加疑問はあくまで「付加」するだけです。話の内容の本筋は、英文の付加疑問より前の箇所にあります。
ですから、付加疑問の箇所ではなくて、その前の英文の本体の部分が重要なんです。

 

付加疑問は、あくまで「付加」する役目。
重要なのは、英文の本体部分。
You are tired, aren’t you?
重要   本体部分:You are tired
付けたし 付加疑問の部分: , aren’t you?
may
may

付加疑問文に答えるときは、英文のなかで、重要な本体に対しての答えをすればよいのです。

alo
alo

You are tired, aren’t you?(あなたはお疲れですよね)の本体部分は、You are tired です。それに対する答えをすればよいのです。

付加疑問文に対する答え方 3つの手順
手順1 付加疑問文の箇所を無視する。
You are tired, aren’t you?
手順2 英文の本体の部分に対する自分の答えを用意する。
I am tired. 又は、I am not tired.
手順3 自分の答えが肯定ならYes, 否定ならNoで答える。
Yes, I am tired. = Yes, I am.
No, I am not tired. = No, I am not.
may
may

付加疑問文に対する答え方は、この3つの手順で対応すれば、全て正しく答えられます。考える必要もないため、最も簡単な方法です。

alo
alo

英語ネイティブも、この3つの手順の方法で発想しています。ですから間違えずにちゃんと答えられるんです。

may
may

付加疑問文に対する答え方を例文で見ていきましょう。

付加疑問文の答え方 3つの手順

  • You like this dog, don’t you?
    この犬、好きなんでしょ?

付加疑問文に対する答え方 3つの手順
手順1 付加疑問文の箇所を無視する。
You like this dog, don’t you?
手順2 英文の本体の部分に対する自分の答えを用意する。
I like this dog. 又は、I don’t like this dog.
手順3 自分の答えが肯定(I like this dog.)ならYes, 否定(I don’t like this dog.)ならNoで答える。
Yes, I like this dog. = Yes, I do.
No, I don’t like this dog. = No, I don’t.

 

  • You wrote a letter to Julia, didn’t you?
    ジュリアに手紙書いたんでしょう?

手順1 付加疑問文の箇所を無視する。
You wrote a letter to Julia, didn’t you?
手順2 英文の本体の部分に対する自分の答えを用意する。
I wrote a letter to Julia. 又は、I didn’t write a letter to Julia.
手順3 自分の答えが肯定(I wrote a letter to Julia.)ならYes, 否定(I didn’t write a letter to Julia.)ならNoで答える。
Yes, I wrote a letter to Julia. = Yes, I did.
No, I didn’t write a letter to Julia. = No, I didn’t.

 

  • You were busy yesterday, weren’t you?
    きのうは忙しかったんでしょ?

手順1 付加疑問文の箇所を無視する。
You were busy yesterday, weren’t you?
手順2 英文の本体の部分に対する自分の答えを用意する。
I was busy yesterday. 又は、I was not busy yesterday.
手順3 自分の答えが肯定(I was busy yesterday.)ならYes, 否定(I was not busy yesterday.)ならNoで答える。
Yes, I was busy yesterday. = Yes, I was.
No, I was not busy yesterday. = No, I was not.

命令文の付加疑問文【3分でわかる作り方】will you?

  • You can repair the door, can’t you?
    そのドアを修理できるかしら?

手順1 付加疑問文の箇所を無視する。
You can repair the door, can’t you?
手順2 英文の本体の部分に対する自分の答えを用意する。
I can repair the door. 又は、I cannot repair the door.
手順3 自分の答えが肯定(I can repair the door.)ならYes, 否定(I cannot repair the door.)ならNoで答える。
Yes, I can repair the door. = Yes, I can.
No, I cannot repair the door. = No, I cannot.

付加疑問文 have【3つのhaveを見分けて解決】丸ごとわかる

  • Bob can’t come here, can he?
    ボブはここに来れないだろう?

手順1 付加疑問文の箇所を無視する。
Bob can’t come here, can he?
手順2 英文の本体の部分に対する自分の答えを用意する。
Bob can come here. 又は、Bob can’t come here.
手順3 自分の答えが肯定(Bob can come here.)ならYes, 否定(Bob can’t come here.)ならNoで答える。
Yes, Bob can come here. = Yes, he can.
No, Bob can’t come here. = No, he can’t.

 

  • You weren’t cooking when I called you yesterday, were you?
    私が昨日電話したとき、料理してなかったよね?

手順1 付加疑問文の箇所を無視する。
You weren’t cooking when I called you yesterday, were you?
手順2 英文の本体の部分に対する自分の答えを用意する。
I was cooking. 又は、I wasn’t cooking.
手順3 自分の答えが肯定(I was cooking.)ならYes, 否定(I wasn’t cooking.)ならNoで答える。
Yes, I was cooking. = Yes, I was.
No, I wasn’t cooking.= No, I wasn’t.

 

  • Didn’t Tom pass the exam, did he?
    トムは試験合格しなかったよね?

手順1 付加疑問文の箇所を無視する。
Didn’t Tom pass the exam, did he?
手順2 英文の本体の部分に対する自分の答えを用意する。
He passed the exam. 又は、He didn’t pass the exam.
手順3 自分の答えが肯定(He passed the exam.)ならYes, 否定(He didn’t pass the exam.)ならNoで答える。
Yes, He passed the exam. = Yes, he did.
No, He didn’t pass the exam.= No, he didn’t.

 

  • You have been to Kyoto, haven’t you?
    京都に行ったことあるんでしょ?

手順1 付加疑問文の箇所を無視する。
You have been to Kyoto, haven’t you?
手順2 英文の本体の部分に対する自分の答えを用意する。
I have been to Kyoto. 又は、I have not been to Kyoto.
手順3 自分の答えが肯定(I have been to Kyoto.)ならYes, 否定(I have not been to Kyoto.)ならNoで答える。
Yes, I have been to Kyoto. = Yes, I have.
No, I have not been to Kyoto.= No, I have not.

付加疑問文の答え方【3つの手順で簡単に答える】 まとめ

may
may

付加疑問文の答え方について次の通りまとめましたので、確認してみましょう。

  • 付加疑問とは文の後に付け加えて使う言い方。簡単な疑問の形。会話特有の使い方になる。
    ・You like this dog, don’t you?
    この犬、好きなんでしょ?
  • 付加疑問の答え方は3つの手順で簡単にできます。その手順は次の通りです。
    手順1 付加疑問文の箇所を無視する。
    You were busy yesterday, weren’t you?
  • 手順2 英文の本体の部分に対する自分の答えを用意する。
    I was busy yesterday. 又は、I was not busy yesterday.
    手順3 自分の答えが肯定(I was busy yesterday.)ならYes, 否定(I was not busy yesterday.)ならNoで答える。
    Yes, I was busy yesterday. = Yes, I was.
    No, I was not busy yesterday. = No, I was not.

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付加疑問を命令文で使う場合は、命令文の付加疑問文【3分でわかる作り方】will you? で分かりやすく説明しています。

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