セリフを借用して 自分の英語表現の幅を拡げていく!

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「どーも、英語だけはダメ」という人は、多くの場合、
英語=語彙力=丸暗記 と考えているか
英語=リスニング力 or スピーキング力 と考えているかのどちらか。

 

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ではいったい英語力とは?

 

私は日本人レベル、つまり英語ネイティブのレベルまでには達しないまでも
国際人として十分通用する英語レベルが日本人の目指す英語力だと考えている。

(もちろん、実力ある人は、英語ネイティグ、特に教養ある英語ネイティブの英語力以上を
目指すべきですが、とりあえず、初級者の方々の目標として)。

その国際人として通用する英語レベルとは、細部までにこだわることは難しいが、
まあ、ど

れもこれも満べんなくこなす、というレベル。

 

つまり、英語ネイティブとまあ、会話は続く。

新聞はザッと英語で読める。

CNNニュースは、大体8割程度の内容理解。

娯楽モノペーパーバックを、楽しんで読むことができる。

堅い内容の英語もまあ、読める。

大体こんなところでしょうか?

TOEICや英検という英語テストは 最上位のレベル が目指すところ。

 

実はここから英語ネイティブの差はかなりあるんだが、まあ、ここくらいが
当面目指す山、ではないでしょうか。

「外資なのでネイティブ上司と意思疎通ができるようになりたい」

「英語をたくさん読めるようになりたい」

「会話がスムーズにできる英語力を」

大体私に寄せられる要望というのは、こういったレベル。
結構クリアするのは、大変のようだけど、千里の道も一歩から。

では、どうやって一歩を踏み出すか?

とりあえず、私本当に初級者です、という人は、まず量をこなす。

あんまり細かいことにこだわらない。とにかく量。

 

そして英語を習得するときは、そのことに集中すること。

 

間違っても、他の事を考えながらでも英語は習得できると思わないこと。

できるだけ切羽詰った状況のほうが、英語は習得できる。

たとえば海外赴任して、いきなり回りみんなネイティブという環境と、
語学留学しました、8人のクラスで韓国から2人と日本から3人、あと
ヨーロッパの人が3人、仲良くやろうね、では、全然緊張感が違う。

もちろん、緊張感のある切羽詰ったほうが何でもモノになる。
だから、できるだけ切羽詰った、というか集中した状態で英語に集中したほうが、
同じ時間をかけてもまるっきり違う。

よく、いただくのは、「1日何時間勉強したらいいですか?」という質問だが、
これは、中学生から「僕、ラジオ聞きながら、彼女のこと考えながら数学の教科書
見てんだけど、全然アタマに入んない。1日1時間やってるんだけど、全然成績あがんないよ」
というのとほとんど一緒。

ホントに習得したいのならば、一歩進めたい。
「この30分で、このレベルまで到達したいが、そのためには何をやったら効果的か?」

1日何時間じゃなくて、この30分で私は内容を50%理解までもっていく という意志をもって
英語に接すると、頭が勝手に、「じゃあ、そのためには何をしたらいいか」というのを考えてくれる。

大リーガー 松井秀喜の座右の銘は「一日一生」だとか。
きょう一日を一生と見立てて、何をなすべきか、常に考えているそうだ。

今は苦戦しているが、松井にはぜひ1日一生、がんばってほしい。

そういった心構えならば何やっても目標は達成できるでしょうね。

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