英語もココで実践!
長年お付き合いさせていただいているTさん。
現在システムエンジニアとして米国で仕事をしている。
彼からメールを最近もらったんだが、こんな興味深いことが書いてあった。
先日、
日本と電話会議
があったのですが、日本側担当者の英語があまり理解できませんでした。
発音が悪いというより、文法がメチャメチャだったからです。彼が何を言いたいのか想像しながら英語を英語に翻訳してあげるという訳の分からない状態でした。
動詞の時制ってペーパーテストなら日本人は100点取れると思います
が、会話だと考える時間が無いからハチャメチャになってしまうんですよね。
始めて日本人担当者と会話して知ったのですが、米国側担当者は明らかに英語のレベルを落として話してました。
すごくゆっくり、簡単な単語を選んでいました。
インド人だけは早口な上に訛りがすごくて何を言ってるか分かりませんでしたが。
ヒンズー語を習うと彼らの訛りも分かり易くなるらしいです。(笑)
カナダ出張から戻って思うのは、やはり日本にいて英語を習得するというのは、結構大変なんだな、ということだ。
海外にいると、テレビをつけっぱなしにしているだけで、英語が聴こえてくる。
聞き流しで英語ができるようになるというのはウソだが(というかそういう方にお目にかかったことがないし聞いたこともない)、英語に常日頃接していて英語を受け入れざるを得ない状況が常にあるというのは、やはり英語収穫には威力を発揮する。
さらに実践の場が豊富にある。
アメリカ人なんかは話し好きだから、スーパーのレジでも話しかけられる。
私は本屋で雑誌を買うときに、お勘定していいてそのまま30分くらい世間話をしてしまったこともある。
とにかく、海外在住だと英語に接しているんで、そこから大きく伸びるポテンシャルは高い。
じゃあ、日本にいるとダメなのかというと、ハンディキャップはあるが英語を伸ばすことは可能だ。
英語に賭ける
集中力 x 時間 = 成果
につながるんではないだろうか? 聞き流しがダメというのは この集中力がゼロだからだ。 ゼロ x 100時間 = ゼロ
集中力(やる気)がものすごく高くても、それにかける時間が非常に少なくても 英語は伸びない。
英語の場合うれしいのは、あんまり才能が必要ないことじゃないか、と思う。
ロンドン オリンピックで金メダルをとる選手は、やはり才能がないと無理だろう。
金メダル= 才能 x 集中力 X 練習量 だろうが、
英語の場合、才能はみんなある程度均等に持っている。
日本語しゃべれれば大丈夫だ。
ホントに才能なしで 英語できるようになるのかよ、という声も聞こえてきそうだが、ココもできるんだから、あなたもできると断言できる。
ココというのはカリフォルニア州にいるゴリラのことだが、先日も「歯がいたいよー」と訴えて、スタンフォード大学の12人の医療チームに治療をしてもらったらしい。
私でさえ歯医者は一人なのに、うらやましい。誤診なんかないだろうね。
このココ、最大6つの単語を組み合わせておしゃべりをする。英語の発音は得意でないので手話だが。
リスニングに関しては2,000語を理解する。
2,000語を聞いてわかってしまうのだ。
映画は約3,000語わかれば理解できると言われているから、ほとんどわかっちゃうんだよね。
実際にシャチの出てくる映画「フリー・ウィリー」が大好きで、感動しながら見ているそうだ。
ココ(女の子)に、「君きれいだね」というと「ウソつき」と切り返してくる。
ユーモアのセンスも上級だ!