英文法は複雑な説明よりも、使えることが大事

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文法は苦手、高校で懲りた!

こういう人圧倒的に多い。
確かに分厚い文法書なんか見ると、
どうして、5歳のアメリカ人の女の子は、ペラペラ
英語しゃべってんのに、こんな文法書必要なんだ?と、
疑問を持って当たり前。

大体日本語にしたって、「わたし」の次は助詞だから、
なんて、考えていないわけだからね。

大体文法が複雑怪奇に思えてしまうのは、
まず英文ありきで、さーて、この英文を解釈するぞ、
という姿勢があるから。
「ここは、関係代名詞、このwhich 以下は、先行詞の・・・」
もう、アタマ痛くなってしまう。

こういう文法用語ぎっしりつまった先生の説明よりも、

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この日本語を英語にするときは、こういう文法ツールを使うと表現できる

というアプローチのほうがわかりやすい。

そうすると、普段話す日本語は、そのままでは英語にできない
ことが多いことがわかる。

それは、日本語には省略が多いけど、英語は主語も
省略しないし、いちいち、his dog と「誰々の犬」とか
the dog とか、日本語ではやかましく言わないところに
妙にこだわる、など、そういったことがわかってくる。

そうすると、英語が理解できるだけじゃなくて、英語を
使える、つまり自分で英語を組み立てて、書いたり話したり
できるようになる。

簡単な例でいくと、

「お茶大好き」は、英語調日本語にすると、「私はお茶が大好きです」になる。

 

こうすると、英語にしやすい。
たとえば、

=> I love tea.

では、「わたしね、お茶飲むのが大好き!」は?

これは、
「私はお茶が大好きです」から「私はお茶を飲むのが大好きです。」に
アップグレードする。「飲むのが」という表現が入る。

そうすると、

=> I love      tea.
=> I love to dirnk tea.

と英語でも[to drink]を入れてアップグレードする。

さらにアップグレードして、「友達と一緒に」お茶を飲むのが好きなの。
という表現をいれるには、
友達と一緒に
=> 英語調日本語 「私の友達と一緒に」にする。
英語では、[私の]友達 にする必要がある。

英語では、そう、
with my friends にすればいい。

=> I love to dirnk tea.
=> I love to dirnk tea with my friends.

「お茶」を「一杯のお茶」にすると?
「スプーン一杯の砂糖を入れた紅茶」にすると?
「食後に飲む紅茶」にすると?

このあたりは、初級者、中級者ならクリアできる。
さらに、これを、

「編み物教室で知り合った人たちと飲む紅茶が好きなの」にすると?

と、レベルを上げていく。

[I love to drink a cup of English tea with 編み物教室で知り合った人たち.]

この日本語の部分をどうやって英語にしようか?

ここで、少し噛み砕く。
日本語と英語は一対一の対応で考えるより、噛み砕いて考えると、
英語にしやすい。
「知り合った人たち」も、
「私が知り合いになった」をまず、英語にして、それから「そのような人たち」
と組み合わせるなど、段階を経ると、英語にできる。

「私が知り合いになった」=> I got to know
「編み物教室で」=> in the knitting class

続けて、I got to know in the knitting class.

最初の部分は、

I love to drink a cup of English tea with こういった人たち。

「こういった人たち」=> those people

[こういった人たち]とはどんな人たち?=> 「私が編み物教室で知り合いになった(人たち)」

これをつなげる。

=> those who I got to know in the knitting class

全部つなげて、

I love to drink a cup of English tea with those who I got to know in the knitting class.

これで出来上がり。
これが、早く作れるようになると、機械的にぱっぱっとできるようになる。

さらに、瞬間的にできるようになると、もう意識せず自動的に
英語が作れるようになり、それは話すスピードにも十分対応できるようになる。

流暢に話すとは、こういう過程を経ている。

いきなり流暢に英語を話すのは難しいが、何でも簡単に、簡単にと噛み砕いていくとできるようになる。

 

たとえば、 「来週200人の前でプレゼンをお願いしたいんだ。」も、

「私はしてほしい、君に プレゼンテーションを」を最初に英語にする。

=> I want you to make a presentation.

それから、「200人の前で(in front of 200 people) 」、「来週(next week)」と
つなげていけばすぐできる。

I want you to make a presentation next week in front of 200 people.

ちょっと丁寧な表現が必要な状況なら、I want you => I’d like youにすればいい。

I’d like you to make a presentation next week in front of 200 people.

こういう風に英語を作っていける方法が身につけば、
「文法が使える」につながる。

文法を「知っている」という人は結構いるが、使える人は少ない。
使えれば、それが、英語を組み立てられることにつながる。

「英語を組み立てられる」=「読んでいる英語の構造がすぐにわかる」さらに、
=「英語が書ける、話せる」になる。

リスニングにおいても、たとえば、先ほどの、
I love to drink a cup of English tea with those…..まで聞けば、
その次に、those ってどういう人? という表現が来るのが予測できる。

「自分で英語を組み立てたれる」から、「英語の先を見通すことができる」。

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