単語の覚え方
とにかくなかなか単語が覚えられなくて・・・
単語は本当は、その時丸暗記しても、使い物にならない。
ネイティブが一分間に話すスピードは150語~200語。
読むときもそれと同じかもっと早い速度。
このスピードで瞬間的に単語を処理していかないと、
追いつかない。
[bloated]、ん~、なんだったっけなあ、では追いつかない。
といっても、最初はやはり取っ掛かりがほしいもの。
うんうん唸っているのは、つらいからね。
英文の中で覚えなさいといわれるけど、英語を読むこと自体が
苦痛の人もいる。
二重苦の中で単語を覚えるのは、負荷がかかりすぎて、
挫折してしまう。
私は、日本文に自然に組み入れることをお勧めする。
これは、あっけなく誰にでもできる方法。
「この不景気でアメリカじゃあ、経営者が50万人の仕事を shed したんだって。」
「へえ、そんなに不景気なんだ。まあ、金融危機に陥ったGMもあんなに
従業員抱えて、ぶくぶく bloated な組織だから、無理もないな。」
「こんなひどいのは、今まで歴史上 parallel がないよね。」
「まあ、日本の不景気も、失われた the decade-plus malaise だから、人ごとじゃあないね。」
もちろん、カタイ話しだけじゃあツマンナイから、こんなのも。
hair(毛)の形容詞に、hairy (毛むくじゃらの)というのがあるが、
これは、転じて、「厄介な」という意味でよく使われる。
「すね毛の処理って、hairy でやんなっちゃう。」
Things have gotten a bit hairy.
(ちょっと、厄介なことになったよ。)
兎にも角にもいっぺん、頭にきちんと記憶する。
その後で、英文に触れて、慣れていく。
日本語は、外来語を簡単に取り込んでいく。
illiterate (読み書きができない) を知らない人でも、
コンピューター リテラシー (literacy)は知っている。
コンピューターに疎いのは、 computer illiteracy
「日本では読み書きそろばんは当たり前だけど、
未開の土地では、まだまだ illiterate な子供たちがいる。」
日本語の自由度を生かして 単語を取り入れ、自分で使ってみて、
それから、ちゃんと英文で何度か当たる。
そうすると、単語は
覚えても 忘れる => 覚えたら忘れない
覚えるのに労力が必要 => 覚えるのが簡単
に変わる。
単語を覚えることに何度も挫折した人でも、簡単に覚えられるようになる。
あとで、英文を読んで、瞬間的に理解できるように
慣れれば完成。
ボキャブラリーは、スゴーくたくさん増えていきます。
英語を学習しているのなら、単語記憶は、イヤでも
イネヴィタブル(inevitable)なもの、だったらサクッと覚えましょう。