ため込まずに即理解が英語上達の秘訣

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宮澤喜一元首相や緒方貞子さんなど英語達人をご紹介したが、
足元にも及ばない私が、それでも英語でビジネスをし、映画鑑賞を
楽しみ、おこがましくも英語で経営戦略などを教える仕事についているのは、
元々自分の能力はこんなものだから、自分にあった方法でやれば
いいや、という ミョーな開き直りがあったからかもしれない。

 

 

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そもそも記憶力は、悪い。

3歩歩いたら、「あれ、何とりにきたんだっけ?」というような調子。
いつものことだから、家族はおろか、オフィスのスタッフも動じない。

さすがに気の回るスタッフが、「これ、使えますよ」と教えてくれたパソコン上で
付箋紙みたいのにメモ書きできるようなソフトを教えてくれたときは、
「俺はみんなに物忘れがひどいから迷惑かけてんのかなあ」とも思ったが
記憶力は直らないし、「ま、いいかっ」と開き直っている。

 

英語についても開き直っていた。

記憶力がモノをいう単語丸暗記なんて、高校生時代から放り投げていた。

語彙力は必要ですか? とよく質問されるけど、「そりゃ、あったほうが
いいですよ」としか答えようがない。

質問した人がもしかして他の答えを期待しているのかも、とも思うが
それは、語彙はたくさん知ってればそれにこしたことはない。

ただ、私の場合は世間一般並みの記憶力(いやそれ以下)なのだから、
これは、語彙命ってかんじで英語習得をしていったら、効率が悪すぎる。

もし、語彙をあげる方法以外に英語力を伸ばす方法ってありますか?
と素直に聞いてくれれば、私にはいくらでも英語上達普遍の法則を
ご紹介できる。

それと、

ある程度英語をスラスラと読める段階になってきて思ったのが、

語彙があるから英語ができるようになる、というのは、ちょっと違うな、
ということが、実感としてわかってきたからだ。

たくさんの語彙を知っているから英語ができる、というよりも、たくさんの
語感をもっているから、英語ができる、というほうが英語習得の実感として
いえるのではないかと思う。

 

語感語感っていわれても何のことかわからん、

とお叱りを受けそうだが、
文章が続いたときに、その次のフレーズはこう来るでしょう、というのが
ある程度予測できるということだ。

もちろん英語も多種多様な表現が可能だから、その予測というのもひとつではない。
多分何十、何百の予測があるのだろうが、その中からひとつが選び出されている、
という感覚が備わってくる。それが私が感じる語感。

文法というのも突き詰めればこの語感のことをいっているような気がする。

Let it pass.

何か問題が生じたときに、「やり過ごす」というような意味で使うけど、
let it ときたら、そのあとには、動詞がくるでしょう、というのは語感。
これを説明するのが文法。

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