エマ・ワトソン(emma watson)の英語の発音は?RPというイギリス上流階級の発音!?
女優エマワトソンの英語はとてもきれいに聞こえますね。エマ・ワトソン (emma watson)さんはイギリスの出身なので英語の発音もイギリス発音です。イギリスには地域により多種多様なアクセント(なまり、方言)があります。本記事ではエマ・ワトソンさんが話す英語発音の特徴についてお伝えします。合わせて、エマ・ワトソンさんの略歴や最新作の映画などについてもお伝えします。
エマ・ワトソン(emma watson)の英語の発音はRP
エマ・ワトソン(emma watson)の英語の発音はRP(Received Pronunciationの略)です。
では、RPとはいったい何でしょうか?
RPは容認発音と日本語では訳されますが、これでは意味がわかりません。RP(Received Pronunciation)は、イギリスで話される英語の発音の一つです。そして、イギリスには地域により、多種多様な英語の発音で、英語が話されていますが、RPは伝統的にイギリス英語の標準と見なされているアクセントです。
どのような人たちがRP発音を使うのか?
イギリスには地域により様々な発音があると説明しました。しかし、エマ・ワトソンさんが話すRPは地域に根差した発音である一方で、高い社会階級の人たちが話す発音として認められてきました。
なぜ高い社会階級の人たちがRP発音を身に着けるようになったのか?
イギリスで社会的に優位な立場にあった人たちは、子供たちを裕福な寄宿舎学校(boarding school)に通わせることができました。またそのような学校から、オックスフォード大学やケンブリッジ大学へ進学することが、社会で成功するための一つのキャリアパスでもありました。そして、このような寄宿舎学校やオックスフォード、ケンブリッジが位置する地域が、とりもなおさずRP発音に近い発音を話す地域だったのです。
こういった理由から、RPによる発音は、オックスフォード英語、クイーンズイングリッシュなどと呼ばれることもあります。
故エリザベス女王はRP発音で話していたの?
では現在のイギリスの上流階級、わかりやすい例でいえばイギリス王室の人たちは、RP発音を使って英語を話すのでしょうか?
故エリザベス女王の英語を聞いてみましょう。
故エリザベス女王はRP発音を使って英語を話しています。私たち日本人にとっても発音が明瞭でわかりやすく伝わります。
エマワトソンの英語:RP発音の特徴は?
RPはイギリス英語の標準発音と考えられています。BBCは「RPは標準となるアクセント(なまり、方言)と考えられることが多く、他のアクセントを測定したり判断したりできる基準」と書いています。
実際に、1922年、BBCはBBCで使う標準のアクセントとしてRPを採用しています。そのため、RPによる発音をBBC英語 (BBC English)と呼ぶこともあります。
注意すべきは、BBCは現在放送局内の職員の多様性を重視し、RP以外の発音をするレポーターやキャスターを多数採用しています。時代とともにBBCの姿勢も変わってきているのですね。
エマ・ワトソン(emma watson)さんの英語は、なぜRP発音なの?
では、なぜエマ・ワトソンさんはRP発音で英語を話すのでしょうか?もしかしたら上流階級の出身なのでしょうか?
それは、エマ・ワトソンさんの出身地と関係があります。
RPは地域に根差した発音であるとともに、上流階級でも採用されBBCも採用していた発音です。
エマ・ワトソンさんの場合は、彼女が育ったオックスフォードシャー(Oxfordshir)という地域に関係があります。
彼女はオックスフォードシャーで育ちました。ここはオックスフォードという名前が示す通り、元々RP発音が地域で使われている土地柄です。そのため彼女は自然にこの地域の発音、RP発音を身に着けたといわれています。
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エマ・ワトソン(emma watson)の略歴
オックスフォードシャー(Oxfordshir)で育ったエマ・ワトソンさんの略歴を見てみましょう。
エマ・ワトソンさんの本名はエマ・シャーロット・デューレ・ワトソン(Emma Charlotte Duerre Watson)です。
フランス・パリで生まれ、イギリスのオックスフォードシャー(Oxfordshir)で育ちます。オックスフォードのステージコーチ・シアター・アーツ・スクールに通い、歌と演技とダンスを勉強。 2001年、『ハリー・ポッターと賢者の石』で、ヒロインのハーマイオニー・ グレンジャー役で10歳でデビュー。同映画は世界中の大ヒット作となりました。ハーマイオニー役としてハリーポッターの続編に出演し続け、最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝』まで全シリーズに出演しました。 ハーマイオニー・ グレンジャー役を10歳から20歳まで演じたことになります。
また、学業面でも非常に優秀で、イギリスの全国共通試験(GCSE)で10科目中、8科目が最高のA+評価、2科目がA評価という秀才ぶりを発揮しました。そして米国のアイビーリーグであるブラウン大学に進学し、英文学の学士号を得て卒業しています。
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エマ・ワトソン(emma watson)の出演映画
ハリーポッター後の女優として様々な映画に出演し、活躍し続けています。エマさんの出演映画は次の通りです。
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 2020年
リグレッション 2018年
ザ・サークル 2017年
美女と野獣 2017年
コロニア 2016年
ノア 約束の舟 2014年
ブリングリング 2013年
ウォールフラワー 2013年
マリリン 7日間の恋 2012年
エマ・ワトソン(emma watson)の社会活動
エマ・ワトソン(emma watson)は、女優として活躍するだけでなく、社会的に人々に影響を与えることができる立場を利用して、様々な慈善活動や社会活動に貢献しています。
2014年、ジェンダーの平等を目的とした国連の新組織UN Womenの親善大使に就任。
2015年、世界経済フォーラムで男女のジェンダー間の平等についてスピーチ
2016年、国連のUNウィメン親善大使に任命される。バングラデシュなどを訪問し、男女平等を訴える。
エマ・ワトソン(emma watson)の英語スピーチ
それでは、実際にエマ・ワトソンさんのスピーチを聞いてみましょう。わかりやすくはっきりとしたイギリスのRP発音ですね。
エマワトソンの英語 まとめ
エマ・ワトソン(emma watson)の英語の発音はRP(Received Pronunciationの略)です。RPは伝統的にイギリス英語の標準と見なされているアクセントです。