ナマ英語のリスニングを克服する!

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私たち日本人にとって、英語のリスニングは、
一つの大きな壁です。

まず、英語ネイティブ同士が話している英語、
たとえば、映画などは、日本人にとっては
最も難しいリスニングの一つです。

学校で聴いた英語のテープやNHKのラジオ番組は
聞き取れるのに、映画となると・・・

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では、CNNニュースなどはどうでしょうか?

日本でもニュースアナウンサーに字幕がつくことは
ありませんね。
しかし、一般の人が話す場面となると、最近は字幕が
付くケースが多くなりましたね。

このあたりに、ヒントがあります。

つまり、日本語でも、一般の人の話し方は、
プロのアナウンサーに比べると聞き取りにくいのです。
これは、アナウンサーが標準語を話しているけれど、
一般の人はその地方の言葉を話しているから、という
理由ではありません。

それよりも、アナウンサーははっきりと明瞭に話すけれど、
一般の人は、不明瞭で、どちらかというとモゴモゴっと
話すからです。

また、慣れの問題もあります。

私たち一般人は、日頃いろんな人と話しているので、
当然、もごもご不明瞭日本語でも、お互い通じ合っています。

先日天皇陛下が、テレビの会見で、
最近は耳が遠くなったのか、一般の人たちが
話すのをテレビで見ても聞き取れないことが多く、
つい字幕を読んでしまいます、とおっしゃっていました。

これは、一般の人の話し方のモゴモゴ度に、
天皇陛下が慣れていらっしゃらないからではないかと
思います。(一般人にお会いすることもあまりないと
思いますので。)

この天皇陛下のことについては、私が発見したわけでなく、
日経新聞のコラムにでていたことですが、私も同感でした。

さて、ここで英語に話を戻すと、

映画の英語が聞き取れないのは、

*スピードについていけない
*使っている表現自体知らない

ということのほかに、

*一般人のモゴモゴ度についていけない

ということがあげられると思います。

もし、CNNニュースのアナウンサーの言っていることはわかる、
でも、一般人のコメントは全然わからない、というのであれば、
それは、完全にモゴモゴ度についていけない、ということです。

ビジネスの場では、アメリカ人も英国人も、モゴモゴ度は、
減少します。ですから、あまり心配の必要はありません。

洋画やアメリカやイギリスのTVドラマを楽しみたいなら、
モゴモゴ度になれるようにしましょう。

当然のことですが、アメリカ人でもイギリスの人の英語が
100%分かっているわけではありません。
私のアメリカ人の友人は、イギリスで仕事を始めて
最初の1ヶ月は、仕事の場でも、理解度50%くらいだった
と言っています。

ですから、私たち日本人が最初聞き取れないからといって、
そんなにしょげる必要もありません。
コツは、慣れ、それから慣れてくると、言葉の法則が
身についてきます。
たとえば、be動詞などの機能語は、極力弱く短く発音されるので、
聞き取りにくいのが当然、というように。

You’re というように、 are が省略されて発音されるのも同じ理由です。

ちなみに、発音がクリアーなTOEICのリスニングができない、
と言う場合は、
*言葉を知らない
*英語の発音自体に慣れていない
と言う可能性があります。

こちらは、頑張れば、割と短期間で向上していきます。
TOEICスコアをあげるには、リスニングで高得点を取ってしまうのが
少しの努力ででき、手っ取り早いと思います。ぜひ、頑張ってください

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