たとえば、次の内容に近い事を、今自分が持っている英語力で
表現してみる。
こんにちは
=> Hello.
Hi.
お元気ですか?
=> How are you?
How are you doing?
元気にしてた?
=> How have you been?
私は社会人です。
=> (英語に)
私はXX商事に勤めています。
=>
私は結婚しています。
=>
今朝、朝食にトーストを食べました。
=>
今朝、遅刻しそうだったので、朝食食べてこなかったんですよ。
=>
相撲にはあんまり関心がありません。
=>
でも、野球は好きなので、よく球場に足を運びます。
=>
今日のミーティングのことを考えると、気が重いです。
=>
もう少し景気が回復すれば、わが社の売れ行きもよくなると思います。
=>
次の発売時期に合わせて、今新製品のプロトタイプを作っているんですよ。
=>
こうやって、どんどん英語を頭の中、または紙に書いて作っていく。
レベルが上がっていくと、「ああ、今この辺が自分の英語のレベルだな」という
のが見えてくる。
その、英語にできるかできないか、ギリギリのところでどんどん練習をする。
「気が重い」なんて言えない、と思考停止せず、同じアイディアを伝える
方法を考える。
[気が重い] => [ミーティングには出たくないなあ。]など。
そうすると、
[そのミーティングには出たくないなあ。]
=> I don’t want to attend the meeting.
「気が重い」=>「ミーティングに出たくない」=>英訳
というように、きるだけ自分で英語を作っていく。
子供はこの方法を知っている。
たとえば、3歳の子供が知っている単語の数などたかが知れている。
しかし、どの子も言葉を話すことができるのは、自分の土俵(つまり
話せる単語や文)に持ち込んで、話しているからだ。
成長するにつれ、土俵もどんどん広くなっていくから、いろんな表現を
使えるようになる。
しかし、まずは、自分の土俵で言えることはどんどん言えるようにすること。
そうすれば、[話せない] から [自分で話せる英語を使って話す]に
変わっていける。