初級者のあなたがこの方法をやっていくと、やがて、
次のような表現も 英語が自然に口から出てくる。
あと5分で7時です。
何考えてると思う?
映画を半分まで見たら、犯人がわかっちゃった。
私と散歩しない?
まず、パターンを仕入れてそれをパッと英語にする練習をしていると、
まず、日本語にこだわらずに、「パターン化」しようと考える。
だから、パッと考えずに英語にできる。
Five more minutes and it is seven o’clock.
Guess what I am thinking about now?
Half way through the movie, I figured out who was guilty.
What do you say to taking a walk with me?
英語をみると、「ああ、わかってるよ」と感じる中上級者はいるけれど、
その英語を「自分の言葉として」パッと英語で口からでてくるかと
いうと、なかなか難しい。
「~しませんか?」という英語を「What do you say to ~ing.」とパターン化し、
それを文章でいくつも頭に入れ込み、自分なりの文章も自分で
製造する。
くどいようだが受身でなく、「自分で英語を製造する」ことが大事。
自分で製造した英語がスラスラスラっと口から出てくるようにする。
口からでてくるようにすると、これが使えるレベルになる。
そうすると、必ず使う機会がやってくる。
(今日とか明日とか結構すぐにやってくる。)
自分の状況に即した英語表現だから、その場面に出くわす機会も
多くなる。だからかなりの確立で実際に使える。
たとえば同僚と一緒に残業をしていて、
What do you say to taking a break for a while? というのは、
考えずに一気にでてくる。
意識は「ちょっと休みたいな、ねえ」 で 上の英語が口から自然にでてくる感じだ。
今まで英語を勉強してきた人は「理解する」を最終ポイントに考えてきた
と
思うが、英語を使うためには、「理解する」レベルを超えて、そこからパターン化して
自分の口から出てくる練習が必要になる。
パターンに当てはまらない英語はどうする? という意見も聞こえてくるが
心配要らない。
英語はすべて パターン化できる。
そしてパターンに整理して頭に突っ込んで、そこからすぐに出せる状態にしておけば、
自由自在に操れる。
話すときだけでない。英語のほかの技量にも大いに役立つ。
英語を読むときは、パターンがわかるので、英語が立体構造のように
はっきり明確にわかる。
書くときは、パターンにポンポンと単語やフレーズを組み込んでいく
感覚だ。
難しいリスニングも、音として聞き取れない場合でも、推測ができる。
これができるのは、英語パターンが自分の中に貯蔵されているからだ。
上級になると、聞こえる前からパターンどおりに英語が話されるのがわかる。
自分の予測どおりに英語が話しての口から出てくる、ということがままあるのだ。
この方法が非常に効果的なもう一つの側面は、英語を瞬間的に理解できるようになることだ。
特にリスニングは待ってくれない。ちょっと戸惑うと、話は200メートル先へ行っている。
瞬間的に理解することが 何より肝心になる。
もし、あなたが英語を話せるようになりたいならば、パターンの知識として必要な英語レベルは中学レベル、
しかも中2までほぼ十分だ。
なぜならば、話す英語はこんな英語だからだ。
I’m interested in getting some flowers for my wife.
But I don’t know much about flowers.
Can you tell me a little bit about it?
これって、しっかり中2まででカバーしちゃっている。
「理解」でなくて「使いこなす」レベルまでで考えると
学校のカリキュラムっていうのは、非常に効率的なんですねえ。
「ねえ、あなたが彼のことどう思おうと私の知ったことじゃあないのよ」
これすぐに英語がでてきますか?
中2の問題集から引っ張ってきました。
It matters little to me what you think about him.
現地収録したナマ英語を聞いてみても、その内容はほとんど中学1年2年レベル。
実際の会話がそのレベルであるのも驚きだが、それを容易に口から出せるように
することで、ネイティブと同じ会話が自分にもできるというワクワクする体験ができる。
試してみたことがない人はぜひお試しを。1日10分を1週間続ければ
相当英語が話せる実感が湧く。
3ヶ月続けたら周りが騒ぎだします。