前にテレビドラマ「フレンズ」を紹介したときに、ウイスキーのストレートのことを、
“Scotch neat”と、イキな表現をしていたことをメルマガに書いたが、映画をみてる
と、こういったカッコイイ言い回しに遭遇するので、ワクワクしてしまう。
先日みた、マジェスティックという映画でも、アメリカの日常生活の表現がワクワク するほど、たくさんでてきた!
主人公(ジム・キャリー)が一時記憶を失い、見知らぬ町に流れ着くが、戦場で行方
不明になっていた町の英雄ルークと間違えられてしまい、町は英雄が戻ってきたとお
祭り騒ぎに・・・
その主人公が、レストランで食事をしていざお金を払う段階になると、お金がない!
そばにいあわせた医者が レストランのオーナーに、
医者 ”on my tab?” (私のツケで)
レストランのオーナー “Of course.”
ツケなんて、日本の飲み屋の専売特許みたいだけど、こういった表現もちゃんとある
のだ。
(もちろん、これを使うには、現地でかなりなじみにならないとね。)
ツケではないけれども、私がアメリカに住んでいたときによく行ったスシ屋では、常 連のしるしとして、専用箸があった。
「はい、ジョニーさん、いらっしゃい。オカミさん、ジョニーさんのお箸おねがいっ
!」
というような感じで、常連さんのお箸がやってくる。
板前さんが、「こうすると、アメリカ人もスシ屋で顔が利く、みたいでちょっと得意
げになるんですよ」 とタネあかししてくれた。
また、英語は直接的な表現だといわれることが多いが、婉曲的な表現だって結構いける。
たとえば、映画の中で、その医者が自分の娘について次のようにのろける。
娘の写真をみている青年が、
青年 ”She’s very pretty.”
医者 ”That’s my daughter, Adele.”
ん、ここまでは、普通。
さらにつづく
“My pride and joy.” まあ、このくらいはいいでしょう。
それでもさらにつづく、
“Charms the fish right out of the river, she does.”
娘の美しさに魅せられて、魚も川から飛び出す というのだ。
そこまでいうか、という表現も英語なら結構口からでてくるし、それほど赤面もしな
い。
あなたにも自慢のお嬢さんがいたら、ぜひ使ってみたら??