映画を見るときは、いつもワクワクする。
しかも英語がとても新鮮でいつでもたくさんのクールな表現を自分のものにできるので、大変重宝している。
しかし、推理小説にはこれに負けない魅力がある。
アメリカの推理小説は、ジョングリシャムを始めとして、会話文が非常に多く、それ
がまたムチャクチャ使える表現が満載なのだ。
これだけで、ウキウキ気分になるが、そのストーリーも非常に素晴らしく、一度読み 出したらやめられない。
「英語を読んだりするときに、辞書を引いてもいいですか」という受講者のご質問を
よくいただくが、「いやあ、辞書を引くどころじゃないですよ。面白くって、その時
間が惜しいです」とコメントしたくなるくらい、ムチャクチャ惹きこまれていく。
さらにうれしいのは、最近のネット書店。
アマゾンでは、アメリカで今ベストセラーになっている本がリアルタイムで手に入
る。しかも現地価格だ。
ペーパーバックは、ほとんどが1冊1,000円以下。
これは堪えられない!!
私は毎日パソコンと30分にらめっこして、どっさりペーパーバックを買い漁ってい
る。
週末の早朝や夜、映画と本をどっさり抱えて、スタバで買ったコーヒー豆をエスプ
レッソマシンで用意しているときのウキウキ気分がたまらない!!
映画は英語習得にはかかせない必須ツールだが、ペーパーバックも映画に負けないくらいワクワクして、さらに英語の習得にも非常に役立つ優れものだ。
ワクワクしながら読めるサスペンス小説は、会話文が多く、英語の習得にはもってこ いだ。
とくに、映画では、すぐに右から左に流れていく表現を、小説を読むときは 「これ
は自分の表現にしちゃおう」と、自分のスピードで読み進めることができるのも嬉し
い。
私が 今週読んでいるペーパーバックは、Robert B. Parker の “Family Honor”。
いわゆる探偵物だが、楽しくて読むのをやめられない!!
ペーバーバックを開くといきなり、センセーショナルな宣伝文句!
Robert B. Parker (作者) is back
with a senseational new series –
and a sexy new detective…
そう、ストーリーは、自由に人生を謳歌するセクシーな女性探偵 Sunny Randall が 家で少女を探すという金持ちからの依頼を受けるところから始まる。
しかもストーリーが軽妙で、全然こむずかしい表現がでてこない。
スピードに乗って、グングン読み進めてしまうのだ。
(だから、途中で止められなくなる!!)
中でもワクワクしてしまうのが、会話に省略形とか略した言い方が多いこと。
これは、スピード感のある映画などにも共通しているが、決して学校英語では学べな
い、けれどもみんなこんなに言葉を省略して話しているのだ。