ペーパーバックの注文がインターネットでできるようになって、ホントに本が手軽に 手に入るようになった。
しかも格安で。
映画とともに本も大好きな私は、毎日洋書を楽しんでいる。
といっても、堅い内容の本ばかりではなく、小説などをかなり楽しむ。
ペーパーバックを読むのは、ちょっと荷が重い、という読者のかたもいるかもしれな
いが、私の読み方はかなりいいかげん。
まず、洋書を手にとって裏表紙をいきなり読む。
そこには、ペーパーバック特有の、売りこみメッセージがたくさん書いてある。
どこそこの新聞で紹介されたとか、TIMEが絶賛したとか、そういったたぐいの、
「この本読んだらものすごーくたのしめるよ」ということが書いてある。
で、これで気に入ったものを買いこむ。
最近はネットで買うことが中心になっているので、その場合は、読者のコメントが大
いに役立つ。
たとえば、アマゾンだとその本のコメントがズラズラと書いてあるので、それを読ん で面白そうな本をピックアップする。
で、実際に本を手にして読み始めて、つまらないものをつかまされることがある。
面白くないと感じたら、その本を読むのはやめてしまう。
面白くない本を、いつまでも読むのは苦痛だ。
勉強だとはおもっていないから、興味が沸かなくなったら途中でもなんでも放り出し
てしまう。
こんないいかげんな読み方をずっと続けているが、それでも毎週数冊はちゃんと楽し んで読んでいるし、結構英語のリフレッシュにもなる。
映画に比べて本だと表現が面白いところは自分でチェックできるところがいい。
たとえば、”Blind Faith”というサスペンス物には次のような表現がある。
Nick Glanced at it but didn’t touch it. “I can’t help you.”
She stiffened. “Can’t or won’t?”
まるで映画のようにスピーディに会話が流れていくけれど、こういったちょっと使え そうな表現にであったりすると、にんまりしてしまう。
“Can’t or won’t?”
「できないの、それとも(意図的に)しないの?」
ちょっと実際にこれいったら、相手に失礼だよなー、と思いながら「でも結構つかえ るかも」などとにんまりしてしまうのだ。
“Take your pick.. Either way the answer is no.”
というのが続いて、さらに「んー、かっこいい表現だなー」と先を読むのが楽しみで
ワクワクしてくる。
ペーパーバックといっても、使われている英語がそんなに難しくないし、ストーリー を追うのにいちいち辞書を引く必要もない。
(というよりも、辞書を引いていると途中でイヤになってしまうと思う。)
あなたも一度手にしてみたらどうでしょうか?