英語上達のカギ、ネイティブの4歳の実力をまず身につける

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日本人の英語学習熱はすごいですね。
でも、きっとこれだけみなさん英語に関心があるのは、
もう一歩の壁を乗り越えれば英語ができるようになる、と
思っているからではないでしょうか。

そして、現実にもう一歩の壁を乗り越えれば、
英語はできると実感でき、歯車はより上級レベルへと
回り始めるのです。

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では、もう一歩のところで立ちはだかる壁とは何でしょうか?

たとえば、
「これは何ですか?」を、英語で言うことができるでしょう?

What’s this?

でも、いちからイタリア語を学ぶとなると、

Ci sono due tavoli gialli.

「へっ? 何これ?」という状態でしょう。

イタリア語に比べれば断然英語ができるはずです。
でも、なぜか自信がもてない。
なぜでしょうか?

それは、簡単な英語の運用能力がないから、ではないでしょうか?

先日高尾山に行って来ました。山の中腹に団子屋さんがあって、
私の前を歩いていた4歳くらいの女の子が、
「ねえ、お父さんはあの団子の中でどれが一番食べたい?」と
聞きました。
そして、さらに、「私は、真ん中のあんこのお団子が一番食べたい。」
と言いました。
4歳だと、このくらいの日本語は話せるんですね。

幼稚園に行って、何があったかを家でお母さんに話す。
ちゃんと文章で話すことができる。

もちろん、使っている言葉や表現は単純です。
それでも、

「リコちゃんは、ツトム君よりもアキラ君が好き。」
「先生が、オシッコに行きたくなったら、早く手を上げなさいといってた。」
「先生が今日は雨が降って寒いから、お庭では遊ばないでくださいって言ってた。」

幼稚園時代までに、こういった日常的な会話は、ほとんど網羅して、
それから小学校で、読み書きを始めるわけですね。

しかし、こういった日常表現は、片言の日本語でなくて、
しっかりと、比較する文(AよりB),間接会話(誰々が~と言っていた)、
時制(現在、過去、未来)をしっかり使い分けて、文章にして話せるように
なっています。

この子は、言いたいことは何でも言えると思っているでしょう。

たとえ、「日本経済が逼迫していて子ども手当てが。。。」というニュースを
テレビで聞いて理解できなくても、自分はチャンと言いたいことは言えるし、
先生やお友達の話や、お母さんのいうことはわかる、と思っているに違い
ありません。

あなたは、まず、このレベルの英語がスラスラと使えるようになれば、かなり自信がつくのではないでしょうか?

実際に、このレベルの会話を英語でしたとしたら、
言いたいことはほとんど言える、と実感できると思います。

ライバルは、4歳の女の子。
まずは、4歳の運用能力をつけることが先決です。

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