日本語のようにスラスラ英語が読みたい!

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最近リスニングとかスピーキングだけでなくて、

 

英語でペーバーバックが読めるようになりたい

という人からの要望が私のところにもたくさん
くるようになった。

日本語のようにぱらぱらっと英語が読めたら
かっこいいし、ジョングリシャムのペーパーバックを
英語のまま読むと、翻訳よりも作者の意図が伝わって
もう手に汗握るスピードを味わうことができる。

彼の英語はほんとにリズミカルで読むにしがたい
どんどんスピードが速まっていくようなスリル感がある!

外資系に勤めている人たちは英語に接する機会も
多いので、ビジネス文書がパパッとアタマに入るような、
そんな英語の読み方も必要になるのだろう。

 

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英語上達の上で、多読は絶対必要!

これははっきりしている。

その理由は3つ。

ひとつは語感を養う。

want hope wish

 

カンタンな単語。

でもこの単語から湧き出るイメージを
本当にあなたはつかめていますか?

日本語に訳せば、みんな同じになるかもしれない。

でも日本語でも、「したい、望む、願望する、願う」は、
同じ部類の意味を表すが、みーんなビミョーに語感が
ちがうでしょ。

これは英語でも同じ。

この語感の違いがわかるかどうかで、
味わいのある英語を楽しめるかそれとも
ただ字面だけを追って、日本語訳の意味だけが
アタマに残るかちがってくる。

2つ目は、語彙が極端に増える。

 

英単語集で語彙を増やすって言うのが一般的。

私も高校時代はそうやった。
でも、不思議と英単語集で覚えた単語って、
試験のときに全然役に立たないんだよね。

これは歴史の年代と英単語は違うってこと。
歴史の年代は、
おのれ明智光秀め~ と織田信長が自害した
本能寺の変が1582年。

織田信長 明智光秀 本能寺の変 1582年
さえ覚えておけばそんまんま解答用紙に書ける。

 

でも、英単語ってそのまんまってなかなか ない。

 

その単語が分で使われていて、その意味を掴む
とか。

英単語が書いてあって、その意味を解答用紙に
書きなさいっていう問題は、あまりに陳腐だから
なかなか出題されない。

どういう風に出題されるかっていうと、
たとえば、
文章の中に下線があって、その部分の
“occur”と同じ意味になるのは次のどれか、
というように出題される。

こうなると、単語とそれに対になる日本語を覚えても
あんまり意味がない。

で、私は結構それに運良く早く気づいた。

高校生の浅はかな知恵で「じゃあ、どうやって
単語を増やせばいいのか」ってことを考えたんだけど
答えが出てこない。

答えが出てこない代わりにあることに気づいた。

それは、単語一万語覚えたら、東大に入れますって
試験はないこと。

次号へ続く

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