面白い映画で何度も笑うと英語が上達する!?

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英語の学習が苦痛でしょうがない、という人が結構いるが、私は英語は楽しくてしょうがない。

映画を見れば、

字幕に忙しく目を走らせる必要なく俳優の表情に注目できるし、

 

ペーパーバックや原書で英語を読めば、翻訳というバイアスにかからずに、スピード感あるサスペンス小説や著書の微妙な表現をそのまま読み取ることができる。

本でも映画でもそうだが、英語を上達させるには、多+集中 の組み合わせが適している。

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まず、多は何でもたくさん吸収すること。

英語ができない一番の理由は、英語に触れる量が圧倒的に少ないこと。

10時間で日本語がペラペラになります、なんていわれても、私たちは誰も信じない。

けれど、英語が10時間でペラペラになる、といわれると信じてしまう。

英語がある程度運用できる力を養うには、相応の量の英語に接する必要がある。だけどここでめげちゃいけない。

イチローが大リーグで偉業を達成できたのは、イチローは天才ではなく努力をしたからだ、と彼を知る人たちは口をそろえる。つまりそれだけ目標に向かってストイックな努力を続けたからというのだが、英語の場合はもっと簡単だ。

イチローの才能がなくても、ある程度量をこなせば英語はできるようになる。

アメリカ人で英語しゃべれない人、いないからね。実証済み。

でも、もっと効率よく、というので、登場するのが、「集中」して英語と接すること。

これは、記憶を強化するのは、忘却する前にもう一度復習することらしい。

そうすることで、脳みそにある 覚えようとする部分のシナプスが強化されて、記憶が確かなものになるらしい。

私は学生時代に、夜記憶して、朝起きたら復習すると 記憶が強化される というのを聞いて実践したことがあるが、確かにうなずけるのだ。

でも、いまさら学生時代みたいに記憶を、といわれても、と思ってしまう。

また、英語の場合、期末試験みたいに範囲がきまっているというよりも、膨大な範囲になるから あまり記憶力に頼っても、実践の英語では使えない。

なんとかこれを克服する方法が、映画とペーパーバックだ。

あなたにもなじみの深い映画で話を進めると、面白い映画は、何度か見ても飽きない。

飽きることもあるけど、また半年後にみると、楽しめるものが多い。

これを英語に活用すると、ばっちり英語力向上+楽しみ の両方を享受できる。

最近みた映画で特に笑ったのが、「ディボースショウ」(原題 Intolerable Cruelty)

あの2枚目ジョージ クルーニーがジョーク連発の、原題どおりの、「とっても受け入れがたい残酷」な、いや めちゃくちゃ笑える映画だ。

ジョージ クルーニーとゼタ ジョーンズが主演

 

という この上なく豪華&セクシーな登場人物をそろえていながら、全体のストーリーはいたってカンタン。

英語もカンタン、でも受験英語ではカバーしていない 日常表現がビシバシでてくる。

たとえば、財産目当てに富豪と結婚することをもくろむゼダジョーンズが、離婚訴訟弁護士のジョージ クルーニーを尋ねる。

クルーニー ”That is fascinating. What say we have a seat?”

富豪 ”Seat? Marylin’s had me running up and down Todeo Drive all day long.
Kind a hit-and-run shopping, forced-march kinda thing, and my dogs
are barking.
It’s been quite a day”

この日常表現を この映画の収穫物と考える。

最初の頃は、”What say”という表現に引っかかり、「ふん、こういうものか」くらいにアタマに入ってくるが、だんだんとこれが、間合いの表現位のことがわかってくる。

そうすると、日本語直訳じゃなくて、「感覚」としてこの表現と使う雰囲気や相手などが大体つかめてくる。

こんなあいまいな感じで見ていると、何度か見ているうちに、その表現の雰囲気などは自分の感覚としてわかってくる。

この映画はコメディー仕立てなので、笑える。

とりあえず、3回くらい英語を中心に見る。

そうすると、いくつかのフレーズがアタマに残る。

当然それ以上映画をみても、あまり楽しめない。

ストーリーは単純だし、あなたが女性の場合でもジョージ クルーニーを何度も見たら飽きるでしょ。いくら2枚目でも。

なので、他の映画や本に移る。

でも、3ヵ月後にまた、「ディボースショウ」を見ると、笑える。

で、英語表現もまた復活する。

他の映画でも ”What say”などという表現が出てきているかもしれないし、または同じような似た表現が出てきている。

そうなると、また今回映画をみて、”What say”がでてくると、そこで「ああ、なるほど」と記憶が新しくさらに強化される。

こうして英語としては好循環が続いていく。

たくさんの映画を楽しみながら、英語表現がドンドン吸収されていく。

あなたにもできる、飽きずに楽しめる英語上達法だ。

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