誰でも英語で考えることができる
実は英語を学んだその日から、誰でも
英語で考えることができます。
あなたの日本語と同じレベルになるのには、
時間が必要というだけです。
なぜなら、あなたの日本語だって、小学1年の
レベルから今のレベルまでは、10年なり20年の
年月が必要だったわけですから。
自分でオリジナルの英語を作るには
「英語で考える」ことの第1歩は、
自分でオリジナルの英語を作ってみる、ことです。
もちろん、ゼロから作るのは難しいでしょう。
だから、習った英文を少しいじくって作れば
よいのです。
たとえば、
I know him. と習ったら、そこで終わりにしないで、
英語で考える素材に使うことです。
次のようには言えるかな、と考えることです。
I know Mr. Tanaka.
He is my old friend.
あそこにいる女性に会ったことがある。
と思ったら、
I know her. と自分で英語にしてみる。
英文を作ることの利点は、
英文を作れれば英語は話せるでも紹介しています。
簡単な英語で英語を作る習慣 を作る
もちろん、
「あそこにいる女性にあったことがある」と
I know her.
では、情報量が違います。
[I know her.]じゃシンプルすぎるだろう、
と批判する人もいるかもしれません。
しかし、[I know her.]が今作れる最高レベルの
英語力ならば、 これでいいのです。
いいたいことは「あそこにいる女性にあったことがある」と
同じなのですから。
今現在のあなたと、小学1年の時のあなたの
表現力の違いと考えればよいでしょう。
簡単な英語で自分で英語を作る能力を身に着ければ、英語を話すのは難しくないことがわかります。
このように、英語で考える、英語で言ってみる、
というのは、本当は英語を学んだ1日目から
できるはずです。
しかし、まず誰も100%やらない。
車どうかしたの?故障でもしたの?
What’s the matter with your
car?
を学んだら、自分で応用できないか考えてみる。
たとえば、
What’s the matter with the
project?
て言えるかな? とか、
(吉田さん、元気がないみたいだけど)
What’s the matter with
Yoshida-san? とか。
1つの英文を学んだら、それを元に10の英文を作ってみる。
完璧でなくてもかまわないし、上記のように単語の
入れ替えだけでもいいのです。
そうすると、英語が自分のモノになってきます。
英語を積極的に使うことが一番大切
[英語を使うこと]で英語が自分のモノという感覚が
身についてきます。(これが一番伝えたいことです。)
What’s the matter with ~? が自分で使えて、
英語のまま考えられる道具になるわけです。
目の前にある教科書の英文を訳しながら読んでいる
のでは、決して英語は自分のモノになってこない。
まとめ
1つの英文を学んだら、それを元に10の英文を作ってみる。
英語を習得するための、効果バツグンなのに
誰もやらない方法です。