単語はその場ではスグに覚えることはできない。単語には語源があって、それを元に意味が
ドンドン膨らんでいっている。
だから、一つの単語の意味は、幾重にも取れることがある。
この幾重もの単語の意味というのが、その単語のイメージとなる。
このイメージを掴むには、できるだけ、その単語が使われる英語に触れることだ。
10回の経験があると、その単語周辺には、かなりのつながりができてくる。
そのつながりをうまく利用して記憶が呼び戻されやすくなる。
*英語で終わる。 これは、日本語で意味を終わりにしないで、英語で終わるように。
Criminal cases are continually hinging upon that one point.
これって、どういう意味?
Criminal cases 犯罪捜査
contiunally 絶えず
hinging upon 左右されている
that one point その一点に
なるほど、
「犯罪捜査は絶えずその一点に左右されている」という意味か。
よしよし、今日は勉強した。
これで、終わってしまうと英語がアタマに残らない。
それは、英語と母語(日本語)では、圧倒的に日本語のほうの能力が高いからだ。
母語優先で記憶に残すクセを作ると、記憶には母語が優先的に残っていく。
これだと、英語の習得をしていても、日本語の記憶しか残らない可能性が強い。
なので、記憶に残すのは英語だと意識して、最終形は英語で終わる。
つまり、この英語は「犯罪捜査は絶えずその一点に左右されている」という意味だ、
という発想から、
「犯罪捜査は絶えずその一点に左右されている」は、英語でいうとどうなるか、という
発想へ切り替える。
そうすると、
「犯罪捜査」は、Criminal cases
「絶えず」は、contiunally
「左右されている」は、hinging upon
「その一点に」は、that one point
なので、”Criminal cases are continually hinging upon that one point.”という。
「犯罪捜査は絶えずその一点に左右されている」は
“Criminal cases are continually hinging upon that one point.”
いったん意味においても、納得したら、英語だけを10回繰り返す。
“Criminal cases”では、犯罪を捜査している 刑事のイメージ。
“continually “では、何度も何度も、繰り返されるイメージを。
(イメージは、個人個人で違うので、自分に一番ピッタリのイメージを)
こうやって、イメージと英語を対比させていく。 日本語は最終形にはでてこない。
これで、英語をインプットしていく。