英語レベルが高い?! アメリカの小学生の教科書を覗いてみよう。

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私たち日本人がアメリカの小学生が使っている英語を読んでみると・・・
これは、結構難しい。特に社会や理科の教科書。
地層って英語でなんて言う?
地球の直径って英語で言うと?

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アメリカの小学生教科書を読んでみる

アメリカの小学生の教科書に登場する英語はカンタン?でも紹介した、実際のアメリカの小学生の英語をのぞいてみよう。

 

アメリカの小学4年生

 

There are several clues that have led scientists to the theory
of continental drift.
One is that fossils that are found in the rocks of different
continents.

これは科学の内容。”fossil”がこの文章のキーワードになるけど、
わかりましたか?

“fossil”は化石。

4年生レベルになると、日本人の基本単語ではカバーしていない
言葉もちらほら。

 

アメリカの小学5年生

 

As the prime, or 0, meridian continues on the other side of
the two poles, it becomes the 180 meridian.
This meridian is 180 both east and west of the prime meridian,
because it is exactly halfway around the world from
the prime meridian

これは地理の教科書から。どうでしょう? 5年生ともなるとかなり
難しくなってきたような、この辺りから訳文が欲しくなってくる人が
多いかも。

 

それでは最後にアメリカの小学6年生

 

As the Industrial Revolution spread and laissez-faire economic
ideas grew more popular, England and other nations grew wealthier.
But that wealth was not equally shared. An English politician
and novelist named Benjamin Disraeli wrote that England was
becoming “two nations, between whom thre is .. no sympathy”;
these twon nations, said Disraeli, were “the rich and the poor.”

世界史の教科書から。日本で言うならば、大学受験の長文と同じような内容。
1年生から6年生までをずらっと見てみると、大方の自分のレベルがわかる
ような気がすると思う。

英語学習にばっちり使えるアメリカ小学生の教科書

こうやって見てくると、英語初級者は、小学3年生くらいを、それ以上の人は
アメリカの小学5~6年生くらいを目指していけば、英語力向上につながる気がする。
 

それにしても、6年生くらいになると、結構難しいというか抽象的な話も
読み込んでいくのだな、と実感+感心。

日本人でアメリカ人の小学6年生と同じ英語力を持つ人は、そうそう
いないだろう。

別の言い方をすれば、たかだか小学6年生くらいの英語力があれば
世界のどこでも通用するくらいの英語力があると胸を張ってもいいかも
しれない。

アメリカのESLでは、英語多読本を1日1冊読むが、その学習方法もあなたの英語学習に役立つはずだ。
英語を勉強していてよかったと、きっと思えるに違いない。

まとめ

TOEICのテストなどを見ると、そんなに内容が難しいわけではない。
(英検1級のような難解な語彙の意味を問う設問もない)。

なので、基本的英語力の積み重ねで誰でも900点は軽く突破できる。
このあたりと、アメリカ人小学6年生を目標にしてみると、それほど
大変な思いをしなくても、英語力の向上が見えてくるだろう。

英語の勉強のつもりでこの本を読んでいったら、TOEICの点数が
伸びるかもしれない!!
何よりいいのは、楽しみながら読めること。
遊び気分でTOEICの点数が伸びるなら言うことなし。

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