英文に触れる量が不足しているから英語力がつかない
学校で英作文の授業を受けたことがあることと思います。
英作文も自分の言いたいことの幅を拡げるため、とても役に立ちます。
しかし、これも分量不足です。「これを英語で言うと何というのか」という
スタンスで英作文をどんどんしていくと、かなり英語を作る力がついていきます。
私たちは中学高校と少なくとも6年間は英語を学んできました。
この間、私達が学んだ文法というのは、後々役立ちます。
残念ながら学校ではその文法に力を入れすぎて、英語に慣れることに
割く時間がありませんでした。
英語に触れる量は中学で5千語、高校で2万語
たとえば、中学高校の英語教科書の総語数を調べた結果、
中学約5千語、高校約2万語だったそうです。
あわせて2万5千語ですね。
英語の児童書は優に8万語を超える
児童書であるハリーポッターは第1巻だけで約6万語です。
英語ネイティブですと、ハリーポーターは大体8歳くらいから読める内容です。
英語本1冊6万語に対し、中高6年間で2万5千語。
たとえ大学受験のため、独習をしたとしても、英語量としては圧倒的に少ないでしょう。
アメリカのESLでは英語本を一日一冊読むことで、英語がネイティブでない子供の英語力を早期に押し上げることに成功しています。
リスニングについても量が圧倒的に足りない
同じことがリスニングについても言えます。
いえ、リスニングについてはもっと少ないかと思います。
英語が全然聞き取れない、といいいますが、当たり前です。
全然量が足りない(聴いていない)のだから聞き取れないだけです。
リスニングも量をこなさないと自然に耳に入ってきません。
かなりリスニングができる場合でも、英語を聞くと頭の中を
英文テロップが走る、ようです。
日本語を聞いているとき、頭の中に文字が流れないのと同様、
英語を聴いている時も、頭の中に文字は流れません。
リスニングに自信がないならば、
リスニングができない原因と対処方法の記事をお勧めします。
リスニングができると英語のまま理解できる
聴いたらそのまま理解するのです。
日本語でもそうですよね。
そして、日本語で「聞く」という行為が「話す」や「読む」「書く」に比べ、
最も楽な行為であるように、
英語でもリスニングが最もラクです。
ぜひ、その境地に至るまで、英語を聴きまくってください。
読みまくるのもお忘れなく!
また、受け身の英語だけではなく、自分で英語を作る能力を養うことも大事です。
腹をくくって英語を量産することで、英語力はついてきます。