英文を作れれば英語は話せる

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どうやったら、話せるようになるか?

先週、英語を話すには、

「頭にある表現」を「組み立てる」

ことをすれば、話せると書いた。

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では、この2つをどうやって手に入れるか?

「頭にある表現」は、インプット、

単語、連語、文が頭に入っていることが必要になる。

「組み立てる」 は、文の構造を知っていて、それに沿って組み立てることが
できる必要がある。

「彼女は仕事がどんなにつらいか不平を漏らしていた。」

これと同意の英語を言う場合は、まず、それぞれの意味に
相通ずる言葉を知っている必要がある。

she に始まって、 complain
about, rough, job などだ。

しかし、いくら単語や連語を知っていても、文に組み立てることができなければ
意味をなさない。

組み立てることができる能力、それは文の型を使いこなせることに他ならない。

それができれば、

She has been compaining about
how rough her job was.

と文に組み立てることができる。

この文を組み立てる能力こそが、英語を話す上で重要だけれど、

あまり英語学習では重要視していない点ではないでしょうか。

そして、これができないことこそ、日本人が軒並み 英語ができない理由ではないかと思う。

「文は作れても会話はできない」という人が稀にいるが、そんなことはない。
話すときは、ほとんど無意識のうちにすばやく文を作っている。
それは日本語でも同じだ。
文を作っているという意識すらないくらい速く文を組み立てている。

文を作れるようになれば、今度はそれを早くできるようにすればいいだけだ。
文を早く作り、紙に書く代わりに 頭の中に文を描く。
次に、文を早く作り、頭の中に文を描くと同時に、口から発声する。
これが、話すことでしょう。

文を組み立てることができるようになれば、英語はかなりできるようになる。

まとめると、英語ができるようにするには、

(1)「意味のわかった英文」をたくさんアタマに詰め込む。
(2)「詰め込んだ英文」を[自分の思い通り]に取り出し、
(3) 英語として意味が通じるように「組み立てる」。

(1)については、いろんな方法が英語学習法を見れば乗っている。
きつい順番から言えば、
覚えて書く、暗誦、精読、リピーティング、シャドイング、音読、多読

などだ。

(2)(3)の 英語を自分の思い通りに組み立てて 話す(書く)というのは、
そもそも、誰もしていない。

やる気のある人も(1)は一生懸命だが、英語を組み立てることはあまりしない。

しかし、これをやらないと、(1)のインプットだけになってしまう。
[覚えて書く、暗誦、精読、リピーティング、シャドイング、音読、多読]など、
これらは、全部インプットの方法だ。

(これらは、もちろん重要、しっかーし、)

アウトプットがないから、バランスが悪いし、インプットの能率も下がる。

自分の思い通りに英語を組み立てるというのは最初は結構しんどいが、
慣れてくると快楽。これをすることで、英語が使えるようになる。

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