ビジネスマン必見! ビジネスで必要な英語力とは?

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ビジネス英語というのはどんな英語か?

実はビジネス日本語というのがないように、ビジネス英語というのも、ない。
しかし、ビジネスで使えるレベルの英語というのは、ある。

ビジネスマンで、英語学習に励んでいる多くの英語学習者が、
Newsweek を読み、CNNニュースを聞き、英語を勉強した気に
なっているが、ほとんどの場合、空振りになってしまう。

なぜか?

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英語素材と学習者のレベルが全くあっていないからだ。

英語はビジネスだろうが、一般英語だろうが、
基本文型が自由自在に使いこなせることが、何より先決だからだ。

たとえば、5歳のネイティブの子供は、Newsweek は読めないが、
次のような言葉をペラペラ話すことができる。

「ぼくね、きょう幼稚園でね、ディビッドと遊んだんだけど、デイビッドは、
僕が投げた球が速すぎるから取れないって言ってた。
先生も僕の球は速くてすごいから、きっと野球選手になれるかも
知れないっていってくれた。」

まずは、話すことを含めて英語を自由に操れること、これが先決だ。

たとえば、基本文型がきちんとアタマに入っていると、

次の日本語と同じような意味の英語がササッと口から出てくる。

「私は今週は都合が悪いんです」

=> ”I’m not available this week. “

あなたは次のような職場で日常的に使う表現がすぐに口から出てきますか?

「彼はどういうわけだか、いつも決まって月初は都合がつかないみたいなんだ。
なぜだかもしかして知ってる?」

“Somehow he is never available at the beginning of a month.
Do you happen to know why?”

どれも、基本文型で構成されている。つまり中学で習った英語。
5歳のネイティブが話す英語となんら変わらない英語だ。

しかし、これを侮ってはいけない。

実は、ゴア元副大統領の演説も、スティーブジョブズのインタビューも、
さらにTVドラマ「ホワイトハウス」での高速会話も、
その中身は、この基本文型で成り立っているといっても過言ではないからだ。

たとえば、次の「ホワイトハウス」の会話の一部を見てみると、

Excuse me, Mr. Plresident.

Bernie Dahl had a heart attack.
He died about an hour ago on the way to the hospital.
bad timing.

こういった英語が使われている。
これももちろん、基本文型だ。しかも難しい単語は一切ない。

Bernie Dahl had a heart attack. は、次のような中学基本文型そのままだ。

基本文型=>  I had dinner with tom last night.

He died about an hour ago on the way to the hospital.
bad timing. は、どうだろうか。

これも、次のような中学で習った英語がそのまま使われている。

基本文型=> I got up late this morning and ran to school.
I met Sally on my way to school.

さらに続けると、

I’ll say.
Who knows so far?

Who knows so far? も、中学英語の使いまわし。

基本文型=> Who are you?
Who is that woman?
Who wrote this note.

We got it off the news.
Market’s gonna open 200 points down.

基本文型=> Lisa is going to work.

If we’re lucky. (ラッキーならダウ平均200ポイントの下落で済むかも、の意)

などは、簡単に省略されているので、次の基本文型のほうが、格上な
くらいだ。

基本文型=> If we are lucky, we will make money on stock market.

つまり、基本文型さえきちんとおさえていると、ホワイトハウスの会話や、
ビジネスや政治の世界で使われている英語は、ことごとく理解でき、さらに自分で使うこともできるようになる。

学習者の中には、語彙の問題を抱えて
一生懸命単語暗記に努める人もいるが、
単語獲得に費やす精力を、まず基本文型が自由に扱える
精力の振り向ける。
とりあえず、語彙は3千語レベル(目安として英検準2級で3千6百)でOK。
つまり、ほとんど語彙習得に時間を費やす必要はない。

まず、基本文型の徹底マスターに時間を傾ける。

そうすれば、英語の「構造」がアタマの中に体系化される。
これが、あるかないか、これが英語ができる人、できない人の違いである。

アメリカ人の子供は、難しい単語など全然しらない。それなのに
英語を不自由なく話せるのは、英語の体系が自分の中に構築されているからだ。

ネイティブでないあなたは、この英語の体系を構築することが先決となる。
これが構築できれば、あとは、単語をドンドン増やしていけばいい。

この英語の「構造」、つまり基本文文型が自由自在に使えること、
これが、最小努力で最大結果を得る方法だ。

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