仕入れた英語を自分で使う。これが語学上達の仕組みです。

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アメリカ人のジェフ君へ日本語を教えていた時、
とにかく、自己流でたくさん日本語を創る。

仕入れた日本語を自分で使う。これが語学上達の仕組みです。

彼は、3ヶ月で日常日本語をマスター。もちろん、彼女は日本人です。

この仕組みを英語に取り入れると、あなたの英語にも変化がおきますよ!

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何で自分で英語を創らないの?

英語創らなきゃ話せるようにならないよ。

これは子供が言葉を学ぶ過程でやってることで、
当たり前の話ですが、なぜか日本人はやりません。

アメリカ人で日本語を勉強してる人は、
3ヶ月で日常日本語ができるようになるんだよね。

私もアメリカ人に日本語を教えたことがあるけど、
彼らは自分で表現したい、という気持ちがすごく強い。
たとえば、次のフレーズを教えると、

僕は    今日 大坂へ 出張にいったよ。
あなたは  明日 広島へ 遊びにいくんでしょ。
彼女は  昨日 原宿で  クレープを買った。

こんな風に 同じパターンの例文を並べて教えると、文法で説明するよりも、
言葉は早く習得できるんですが、(英語でも!)、
そうすると、アメリカ人のジェフ君なんかは、

じゃあ、といって、勝手にドンドン日本語を作ろうとする。

たとえば、

僕は     今日 渋谷で 女の子を見た。
島田さんは 昨日 アメリカに 行った。
僕の彼女は 昨日 家に  帰った。
(泊まってくれなかったことを言いたいらしい。)

変な日本語もたくさん作るけど、こうやって作っていく事で、
インプットした表現を自分のものにしていきます。

自分で文を創る。トーゼン、これは、トーゼンやらないと、
言語はできるようにならない。

日本では、読む(聞く)事によるインプット、シャドイングによる真似、

までは
やっている人が多いけど、自分で英語を創ってみる、という人はほとんどいない。

I always try to catch up with the latest news. という英文をインプットしたら、

じゃあ、try to を使って、英語を創ってみようか、という人って、まずいないです。

裏を返すと、この「自分で英語を創る」までやってる人は、
1日の英語に費やす時間が 少なくても、読書量が少なくても、
日常会話なんて困らないよ。

多読とか何十冊も英語を読んでいる人が、
日常会話できないというのは、
ひとえにこの、自分で英語を創る ことをサボっているから。

いくら多読で100万語読んでもインプットの回路しかできないから
話す、書くにつながるアウトプットの回路がつながらない。
(念のため、多読が悪いといっているわけではありません。
読書大好きの執筆者より。)

インプットしたら、ジェフ君のようにそれを自分で使って見ましょう。

たとえば、After a quick dinner, we took the truck to the field.
という英語を読んだら、

自分で、
After a quick lunch, I played tennis with Ikeda-san. とか、
自分で英語を何でもいいから創ってみる。
そうすると、after a quick drink とか、after a quick decision とか
自分で使える幅が増えてくる。

インプットも続けて、英語を創る作業も続けていると、常に良質の英語に
触れているので、自分で英語を創る時も間違い、ミスなどはドンドン
少なくなっていきます。
そして、反射的にドンドン英語を創ることができるようになる。

1日10文のペースで英語を創り続けたら、
1ヶ月で日常会話ぐらいできるようになります。
ジェフ君は、日常会話レベル以上の日本語力を
約3ヶ月で身につけました。(ゼロから)

1)聞く(読む)
2)真似る
3)英語を創る

この3つのステップは、子供が言語を習得するのと同じステップ。

そして、大人にもできて、最も効果の高い方法です。

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