苦労するより楽しんだほうが英語は身につく!?

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ほんと?
でもやっぱり努力しないと・・・

もちろん、努力は必要です。

心構えの問題です。
苦労してもなかなかはかどらない。
しかし、同じことでも楽しめばはかどります。

ポイント1  英語は努力すると上達しない
ポイント2  努力でなく楽しめる素材が英語の楽しみを高める
ポイント3  ある程度英語に親しみをもてたら基本を一度総復習

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英語と努力、もっと大きく言うと勉強と努力は、反比例の法則がある。

「努力する」という言葉の中に、
「イヤでつらくてたまらないけど無理やりする」というニュアンスが入って
いる限り、英語の上達はかなり厳しい。

英語が上達するには、2通りの心構えがある。
一つは、強制的に英語環境に放り込まれること。
これは、海外赴任など、日本語もOKという生ぬるい環境ではなく、
海外赴任についていく「子供たち」が当てはまる。

英語はなせなければ、相手にしてくれず、理解できなければ話しかけてくれない。

こういった強制環境だと、英語を習得しなくてはという「意識」と「本心」が
一致協力して、英語を何とかモノにするようになる。

もう一つは、とことん英語が楽しい という心構え。
これも、「意識」と「本心」が英語は楽しくてしょうがない、と思っているから
心の底から一致協力して英語がモノになる。

多くの日本人が英語が身につかないのは、この2つの間の中途半端な
状況にいるから。
「意識」では英語を学ばなきゃと思っているが、「本心」は、それはつらい、
できればやりたくない、という状態でいるとき。
こういう人は英語は身につかない。

海外赴任についていく子供のような「何が何でも英語を身につけねば」と
いう切羽詰った状態、本人にとっては身につけられなければ、
まわりみんなから村八分に合う状態は、日本では再現できないからだ。

そのため、日本で英語を習得するには、「楽しく習得する」いわゆる
英語大好きという状況でないと、習得は難しい。

それでは、日本で最も楽しめて英語を習得する方法は?

「楽しめて」というのをのぞくと、私は一度中学の教科書一式を
総復習して、日本語から英語がスッとどの文章でも出てくるくらい
読みこなし暗誦してしまうといい、と言うのですが、
多くの人は、学校英語アレルギーを持っている。

アレルギー反応をおこさないように、映画素材や人によってはペーパーバック、
ニュースなどの素材を使うことをお勧めする。

映画を丸々 初級者が全部理解しようと思うと難しいので、短文狙いをする。

短文狙い とは?

楽しめて、英語も習得する。欲張りだなあと思うけど、この方が「努力、イヤイヤ」より
確実に英語力は伸びる。
映画に出てくるフレーズは、長いものもあるが、まずは短い文章に焦点を当てる。

短い文章だけ、意識して何度も聴いてみる。
そして 日本語からすぐに英語が口ずさめるくらい、何度も口に出してみる。

このスッと出てくる英語が、あなたが本当に使える英語。
それをドンドン映画で増やしていく(ペーパーバックもOK)

You are not my father.
No, I’m not your father.

映画でもこんなカンタンなやり取りがいくつもある。

「あんた、私の父親じゃあないでしょ」と
いったら、パッと英語が出てくるくらいにする。

And if your choice of men friends were more mature,
I would stay our of your life.

これなんかもカンタンだけど、初級者は難しい、長い文章と
感じるかもしれない。そう感じたら、ムリに覚えずとばす。

中級レベルの人は、これも暗誦する、つまり自分のレベルにあわせて英語を選ぶ

 

このように、自分の手に負える範囲の英語をドンドン仕入れる(暗誦できるレベル)
この作業で英語をドンドン仕込むと(日本語から英語がスッと出てくるレベル)、
自分のいいたいことは ほとんど言える。
これは、日常会話だけでなく、アメリカの大学院の授業でも 自分の意見を
何分もいえるようになるし、ビジネスの会議や交渉でも、プレゼンでも
英語で長々としゃべるレベルになる。

つまり、英語は、ほとんど基本のいくつかの構文パターンを スッといえる
レベルになっていれば、話すのはそれほど難しくない。

このあとに、中学の文法のおさらいをしてみると、そのことがよくわかる。
中学の英語問題集を一冊 日本語から英語にスッと言い換えできる
レベルだと、もう完璧。大統領の演説だってこなせる。

Show me what you have in your hands.

これは、中3の英語だけど、こんな英語がどんどん口から出てくるレベルまでに
なれば(つまり中学の英語) あとは、いくつか頭に入っている英語パターン(構文)に、
パコッ パコッとあてはめていくだけ。

Show me what you can do for this country. なんて、即効で同じ構文を使って
大統領のスピーチみたいにできてしまう。

「努力」だとドンドン苦しい方向へ行くけど、いったん楽しんで学ぶという
方法を身につけたあと、文法などに立ち返ると、これも「フンフン」と
鼻息を荒くしながらこなしていける。

モノは考えようなので、あなたも「努力」せず、「楽しんで」はじめてみると
最初は、小さな雪だるまだけど だんだんと大きくなってしまいには
英語の文章が何万も頭に詰まっている状態になれる。

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