あなたにとってリスニングは最も伸ばしやすい能力!
英語力を伸ばす上で、リスニングは最も手っ取り早く
今の能力を伸ばせる。
え、リスニングが最も難しいんじゃないの?
ある意味ではそうです。
しかし下記をお読みください。
なぜならば、今のレベルからリーディングを伸ばすには、
語彙の習得、多読、そして精読をこなす必要がある。
スピーキングおよびライティングは、頭の中に英語が
詰まっていることが前提条件。
力不足を感じるならば、まずその英語をたくさんインプット
する必要があるからだ。
それに引き換え、リスニングは、今ある能力で対応することが
できる。
さらに言えば、語学テストのリスニングは、非常にやさしい。
たとえば、TOEICでリスニングに使われている英文と
リーディング用の英文を比べてみればすぐにわかる。
リスニング用の英文は、中学1年生でもカンタンに読めるような
英語が使われる。
裏を返せば、音を聞き取る能力、聞いた音を解釈できる能力さえ
磨けばリスニングはできるようになる。
新しい語彙の暗記も不要だし、難しい構文も不要。
では、どうして誰もがリスニングに苦しんでいるか?
それは、リスニングのリズムがつかめないから。
まずはリズムを掴んでみること。そのためには、CNNなど知らない単語が
含まれる可能性がある聞き取りよりも、一般会話の英語をたくさん聴くことだ。
日常会話の場合、使われる単語はせいぜい中学3年レベル。
文章もほとんどが、一文10語以内のカンタン文章。
これをたくさん聞いてみる。たくさん聴くときに、スクリプト(英文原稿)を
用意する。
聞きながら、聞き取りにくい箇所に、X印をつける。
これを繰り返すと、X印が20個も30個もたまってくる。
そして、このX印を自分なりに分析してみる。
慣れてくると、なぜここが聞き取れないのか、自分なりの法則が見えてくる。
たとえば、butter という tt の発音は、アメリカ英語では D の発音になる。
「タ」ではなく「ダ」となる傾向がある。
What are your plan? の場合は、リエゾンして、「ワダァヨゥプラン」と聞こえる。
これは、 what と are がリエゾンするためにこのように聞こえる。
実践で英語を聞き、聞き取れない箇所を確認し、また聴く。
これを繰り返すと、自分なりに聞き取りにくい箇所の法則性が見えてくる。
独学でするならば、漠然と英語を聞いても リスニング力は向上しない。
ラジオを流しっぱなしにしてもリスニングは向上しない。
自分なりの、トライ=>失敗=>確認 また トライ を繰り返すことで
学習効果があらわれ、リスニング力は向上していく。
英語が読めるのに、簡単なリスニング問題が解けないのは非常に
もったいない。
映画が聞き取れるには 相応の時間がかかるが、一般会話、TOEICなどの
テストのリスニングは必ず即効効果があるので、ぜひトライしてください。