カナダの英語はアメリカ人とイギリス人の中間??

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今年も夏休みを兼ねて、1ヶ月ほど海外に滞在している。

今年は、サンフランシスコへ入る前に、バンクーバーとシアトルへ立ち寄った。

バンクーバーは私の好きな街のひとつで、いつもここを拠点に、郊外へ足を伸ばして
いる。昨年はウイスラーで静かに過ごしたが、今年は、ビクトリアを散策してきた。

ビクトリアは、ブリティッシュコロンビア州の州都で、小さくてきれいな町、という 印象のところ。歩いて回れる位の、本当に小さな町だ。

アメリカと比較するといつも思うのだが、カナダの町は、アメリカに比べて格段にき
れいだ。また、アメリカ人よりもこざっぱりとした服装で、私はカナダのほうが性に
あう。

英語も、英国英語と米国英語の中間くらいで、イギリス人ほど遠まわしの言い方はし
なけれど、アメリカ人ほどぶしつけでない。ちょうどいいのだ。

アメリカ人が世界は自分たちを中心に回っていると考えているのに対して、カナダ人 は他の人のことにも気を配る、私には過ごしやすい国である。

さて、バンクーバーからビクトリアへは水上飛行機で移動した。
バスだと3時間かかる旅が、たった30分なので、きわめて快適。
しかも湾の上を飛び、小さな島が浮いている景色を見ることができる。

着いたら早速 Whale Watchingに行く。

ホエールといっても、鯨ではなく、Killer Whale、つまりシャチのこと。

受付嬢のBretteに船酔いしないか、と尋ねると、ほとんど波がないから心配ないとの
こと。ちなみに彼女はまだ大学生で、ここでバイトしているらしい。

ゴムボートみたいな簡易ボートにモーターが付いたような簡単な船が一般的だが、も うちょっともう少しスピードのでる船もある、というのでそちらをリクエストして、 いざ出発。

ガイド役のHaroldさんは、年のころ50歳、海洋研究者としてもう30年も船を操っているというプロ。

しかも、客を面白がらせるのが趣味みたいで、ボートをワザとジェットコースター並
のジャンプあり、横揺れありにして、猛スピードで突き進んでいく。

ヘリにつかまっていないと落ちてしまうほど。絶叫が上がるたびにHaroldは喜び、さ らにスピードアップしていく。

私は以前もサンフランシスコ郊外のカーメルという町でWhale Watchingをしたことが
あるが、ここでは鯨がほんのちょっと顔をのぞかせる、というか背中がちょっと見え
るだけだった。

なので、今回も同じような期待をしていたら・・・

ここのシャチは好奇心旺盛なのか、非常によく顔を出してくれる。
しかも、船のスグ脇数メートルのところを、わざわざ仰向けになって泳いでくれる
サービス精神旺盛のシャチたちだった!!

5メートルくらいある巨体だから、ちょっと怖い気もするが、こんなに間近で野生の
シャチの、ハイジャンプやスパイウォッチング(海面から上半身を出して様子を伺
う)が見れるとは!

さらに、途中でアザラシが休んでいる小島や、野生のイーグルなども観察でき、大満 足!!

Fairmont Empressというホテルのアフタヌーンティーがおススメとバンクーバーで聞
いていたので、いざ出かけたがこちらはあいにく満席。

しかし、近くに入ったカフェでは、新鮮なエビやアボガドがたっくさん入ったサンド
イッチやクラムチャウダーが出てきて大変おいしかった。

温暖な気候のせいか、カナダ中からリタイヤ組などが集まってきて、いまや不動産価
格がうなぎ上り、海岸沿いの家はどれも数億円、できたばかりのコンドミニアムの最
上階は14億円と、ウエイトレスから話を聞いたので、静かに楽しめるのもあと少しか
も。

夕方バンクーバーに戻り、Whale Watchingで一緒のボートにのったカナダ人に聞いた
イタリアンのレストランで、これまたおいしいパスタを食べて大満足の1日だった。

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