科学が実証した 「赤ちゃんのように英語を聞き取るは間違い」?!

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あー、悲しいかな親は二人とも日本人。
当然、私が話せる言葉は日本語だけ!

このように、お嘆きの方も多いことでしょう。

 

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バイリンガルになる秘訣

英語とフランス語の完璧なバイリンガルである教会の神父さんが、
バイリンガルになる秘訣を聞かれ、「親を選んで生まれてくることです。」と
答えたという笑えない話があります。

斯く言う私も、カナダ人と日本人の親を持つ甥、姪と話すたびに、
神父さんの言葉がずしっと響きます。

「今からでもバイリンガルになりたいから、英語を聞きまくるぞ」と
いきまくのはいいですが、ちょっと待ってください。

「聞き流せば聞こえるようになる」「ヒヤリング1千時間」など、
私達が日本語を習得したのと同じ方法で英語も聞き取れると
いう教材が人気があるようです。

 

自然に言語を習得するのは難しい

12歳前後以降は、第二言語の環境に放り込まれても、
赤ん坊のように自然に言語を習得するのは難しいという
第2言語獲得の臨界期説は有名なのでご存知かと思います。

それにさらに拍車をかけるかのように、今回新しく発表された
論文では、10-12ヶ月の赤ん坊ですら、一つの言語で
育てられると、それ以外の言語の音は、鳥のさえずりと
同じような「雑音」としか認識しない、ということがわかったそうです。

By 10 to 12 months, however, monolingual babies
were no longer detecting sounds in the secound
language, only in the language they usually heard.

Hearing Bilingual: How Babies Sort Out Language (Published 2011)
Scientists are teasing out the earliest differences between brains exposed to one language and brains exposed to two.

つまり、いくら英語のシャワーを浴びても、雑音に過ぎない、ということです。
生まれて12ヶ月を大幅に超える大人は、なおさら雑音に聞こえて
しまうのかもしれません。

 

片言韓国語

先日韓国に行ってきたのですが、片言くらい韓国語で挨拶したいと
思い、「アンニョンハセヨ」を筆頭に、10くらいのフレーズを覚えて行った
のですが、ホテルの受付で「アンニョンハセヨ」と言われても、全くそれと
気づきませんでした(汗)。 雑音でした~。

 

耳は大丈夫?

家族からもよっぽど語学耳が弱いと言われ(家族はちゃんと聞き取れた)、
たじたじです。

それでもワタシ、英語は大丈夫なんですけど。

なぜでしょうかねえ。

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