どのくらい、英語に接すればいいのか?

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時間がない、時間がない、私の周りには時間のない人がたくさんいる。

スタッフは、汗水流して仕事をしていて時間がない。

受講者の方々は、仕事が忙しくて時間がない。

私は涼しい顔して、スタッフの脇を通り抜け、「ちょっと出かける!」。

で、私も皆さんも同じく一日24時間。どうして時間がある人とない人がいるんだろ
う?

多分私の場合は、遊びながら仕事をして、仕事をしながら遊んでいるからじゃあない
かと思い、そのことをスタッフに話したら、

「それって、ある意味ズルイですよね!」だって。

私は好きなことを仕事にして、そしてそれで喜ばれればこんなにいいことはないと思
うのだが、まあその話はともかく、よく時間のない受講生からいただくお話は、「正
直なとこ、どんくらい英語に接していいなくちゃいけないの?」というたぐいの質
問。

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手っ取り早い答えが、「できるだけ」なんだが、それでもみんな一定の基準を聞きた がる。

そこで、受講生のはじめのテキストやホームページには、「まあ、こんくらい英語に
接しながら続けて言ってもらえれば」という希望を書いておいた。

しかし、正直なところ、純粋に日本で暮らしていてこれから英語を飛躍的に伸ばそう
としている方、特にこのブログを読んでいる20,30代またはそれ以降の方は、
ほんとにおきている間は英語漬けが最も望ましい。

でも現実的にはこれは無理か!

英語がかなり自分のものになってきていると感じるときに経験するのが、英語で夢を 見ること。

これは、見ている英語がわかろうがわかるまいが、それはどうでもいい。

とにかく英語で夢をみること。

英語漬けになっていると、たとえば映画をぶっ通しで週末ずっと見ている、またはス
リリングな推理小説を朝から晩まで読んでいる、ということをずっと繰り返している
と、必ず転機はくる。

望もうが望むまいが、英語が頭にはびこって離れない。これが続くと英語で夢をみ
る。

英語で夢をみるというのは、私は夢判断専門家でないからはっきりわからないが、ア
タマは英語で支配されている、と考えてよいだろう。

こういう状態だと、「自分でわかるレベルの英語は、勝手に言語レベルに落とされて
聞こえてくる」、つまり英語が年中アタマに入っている状態になる。

日本にいて、これを続けるととてもいい。

よく海外帰国子女の問題として、現地にいって英語が身についたはいいが、日本語が
まったく伸びなくなっちゃった、という問題がある。

これは、家族で海外でも日本語を話していても、その子の教育レベルに日本語を維持
するには十分でないということだ。

だから、何らかの対策を打たないと、10歳で海外にいった子は、30歳になっても
10歳レベルの日本語能力しか持っていない、という悲惨なことになる。

だから、日本にいながらアタマを英語インベーダーがはびこってくると、結構いい状 態といってもいい。

英語はできるようになるし、日本語を忘れるわけでもない。

寝言に英語が出るようになれば、しめたもの。

家族に訳のわからない英語寝言がうるさい、といわれたら、あなたも私のお友達で
す、はい。

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