今回は、日本人がつっかかる英語上達のカベ 中学英語レベル と
それ以上のレベルについて、その克服法をご紹介。
いまどきの英語教科書は楽しい!
今日スタッフが、中学と高校の英語教科書を取り揃えてくれた。
中学の教科書は 私が使っていた頃よりサイズが一回り大きい。
「フムフム」とページをめくってびっくり。
なんと、カラフルではあ~りませんか。
見開きページいっぱいに、カラフルなイラスト。
町の風景をバックに、男の子が2人、並んでいる。
これは、ちびまるこ? いや サザエさん? という勢いだ。
で、漫画みたいに、ふきだしっていうんでしょうか、セリフが
書いてある。
“How are you?”
“Fine, thank you. And you?”
いやあ、こんな省略しちゃっていいんですかね。
私の頃は、”I’m fine.” だったよ。
中1から中3までの内容をザッと見たけれども、ゆとり教育の影響からか、
それとも 読み書きよりも、コミュニケーションを重視するという意図からか、
かなりくだけているし、
英語の文字が少ない。
中学生は、この分量だけでは全然足りないと思うから、他の英語で補強しないと、
英語を運用できるレベルにはなかなか到達できないだろう。
でも、カラフルな教科書なので、英語に興味をもってくれる可能性は大きい。
そして大人になったあなた。
もし、英語の初歩でつまづいたかなとおもったら、中学英語を復習することをお勧めする。
もし、中学英語の教科書が手に入らなかったら、NHKの基礎英語、続いて続基礎英語。
このレベルの人は、英語ができないんじゃなくて、英語をやっていないから、できない。
次の順序で3ヶ月くらいでドンドンこなしていけば、中学卒業レベルの英語の素地はカンタンにできる。
1) アルファベット 読める、書ける、聞ける、発音できる。
まあ、アルファベットは、常識だね。2) 単語
身の回りのもの、たとえば、 Apple, chair, などのカンタンなモノの名前。
よく出る I, He, She, They とか、それから動詞だね、have とか get など。3) 短いフレーズ
単語から、いくつかの単語の組み合わせへ進化 ”Look at this.”位のレベル。4) センテンス
“How can I get to the school?”くらいの英語センテンスが読めて、
聞けて、書けて、音読できる。5) 文法
毛嫌いする人もいるけど、文法は法則を教えてくれているので、
基本的な文法(3人称のs とか 過去形)などは、
知っていたほうが便利。
このくらいのレベルまでにちょっと不安がある人は、中学英語をもう一度やることをお勧め。
具体的には、次の英文がすんなりアタマに入らないレベルの人。
“Could you tell me the way to the hospital?”
“Sure, Go along the street to the bank. Then turn right at that corner.”
ホントに3ヶ月くらいでできるし(毎日1時間やったら1ヶ月で終わるかも)、
英語の基礎の基礎だからぜひ、やってみてください。