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リスニング上達は英語音から意味を理解する

今回は、英語のリスニングから理解するところまでの上達ステップをご紹介したいと思います。

英語を上達させる段階には、

  • 1. 単に音として捉える(Sensing)
  • 2. 話の内容を理解する(Interpreting)
  • 3. 話の内容を自分になりに解釈する段階(Evaluating)
  • 4. 話の内容に対して反応する(Responding)

があり、その上達ステップを飛ばすことはできないと説明してきました。

1の段階は、英語のネイティブ英語のリスニングが70%はできる、という段階を目安にクリアしたと考えてください。

できるだけこのレベルに早く上達すると、その後の英語の上達がスムーズにいきます。
では、このリスニングレベルを達成したら、どのようにして

2. 話(リスニング)の内容を理解するに達するのか?

ひとつ例をあげましょう。

私の家族が通っていた小学校は、私立の小学校で1年生からフランス語と英語が必須でした。小学校で2つの外国語をいきなり習わせるのもどんなものかと思っいたのですが、生徒はものめずらしさからか、皆楽しく学んでいるようでした。
英語の授業はネイティブの先生一人に日本語のわかる補助の先生が一人という構成で教えています。補助の先生は、生徒がたとえばトイレにいきたいとかなにか緊急の用事が無い限りは、授業に首を突っ込まないということでした。

で、ネイティブの先生はとても熱心なアメリカ人女性で、私は学園祭(幼稚園から高校までの一環教育の学校なので学園祭があるのです。)のときに一度お話をさせていただく機会がありました。
その先生は、英語を教えるときに今までにひとつの問題を持っていたそうです。
それは、生徒があらかじめテキストを読んで予習をしてくるので、授業がしにくいというのです。
どうして授業がしにくいのか聞いてみると、生徒が予習をしてくるため、先入観ができてしまっている、だから私が教えるときに何も染まっていない白い布地がきれいな藍色にそまるようにはいかないというのです。

私は先生に私が日本で英語を学習した環境と、これまでに私が海外で身に付けた英語上達の手法をお話した上でひとつの提案をしました。
その提案は、その後で実際に授業に導入され、とても効果を上げています。

そしてこの方法は、

1. 単に音として捉える(Sensing)2. 話の内容を理解する(Interpreting)の1から2に上達するときにもとても有効な方法なのです。

ネイティブの英語の先生に私が提案した方法は、「生徒にテキストを一切使わせない」という方法でした。

私が小学校の頃とは違って、最近の小学生はほとんど1年生の時にはひらがなやカタカナが読めます。
で、テキストに振ってあるルビの「アップル」とか「オーレンジ」を読んできてしまうのです。

しかし、予習の段階では、お手本となる発音がないので、多分母親の発音を正しい発音と認識して授業に臨むのでしょう。
そのため、ネイティブの発音との差に驚き、小学生ですから頭がこんがらがってしまう。

このような方法ではなくて、あくまで授業中だけ生徒に集中して英語をリスニングしてもらう。さらに英語ですべてを説明し、それをわからせる。
こういったことが英語初期の学習では重要だという提案をネイティブの先生にしたのです。

私が驚いたのは、この先生がすぐにこの方法を試してみたことなのですが、試したところ、ネイティブの先生が思い描いた方法に転がっていったというのです。

さすがにテキスト本全廃というところまではいきませんでしたが、生徒はネイティブの先生の言っているとおりの発音をすること、
さらに先生が英語で説明していることを一生懸命推測して理解しようとすることでカンタンなフレーズから理解していくことができるようになりました。

つまり、

1. 単に音として捉える(Sensing)から2. 話の内容を理解する(Interpreting)の段階への移行がスムーズに行えるようになったのです。

これがリスニング上達のコツなのです。

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