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英語を予測する能力がリスニング力を向上させる

英語のリスニングは、英語学習に励んでいるあなたにとって
鬼門ではないでしょうか?
最近立て続けに、リスニングがうまく上達しない、というコメントを
いただくので、リスニングについて、目からうろこのお話を。

あなたはリスニングをする時に、一生懸命集中して、
スピーカーを穴の開くほど見つめて聞いていませんか?

つまり、聴いた瞬間から理解しようとしていますよね。

・・・そんな必要はないです。
今から思えば、聞こえるようになったら、なあんだ、
こういうカラクリか、というのがわかりました。

つまり、聴いた瞬間にすぐに理解しよう、とするのでなく、
聞こえる前から予測できているかどうか、なのです。

ちょっと、日本語で試してみましょう。

私はコーヒーが大好きなんです。
特に濃いロースト系のコーヒーが、・・・

さて、・・・がうまく聞こえなかったとします。
でも、あなたは「・・・」を想像することが
できますよね。

たとえば、
特に濃いロースト系のコーヒーが、
「好きなんです」
「好みなんです」
「私の好みです」
「一番好きです」
・・・

わかりますでしょうか?
英語でも日本語でも、言葉の組み合わせは
理論的には無限です。
しかし、実際に「生身の人間が使う言葉」は、
有限の組み合わせから成っています。

コロケーション(連語)といいますが、

平たく言えば、「言葉のかたまり」です。

「雨は降る」のであって、
「雨は到着する」のではない。
雨と結びつく言葉は有限なのです。

英語でも言葉のかたまりがあって、
それは聞こえても聞こえなくても理解できます。

たとえば、
アップルのカスタマーサポートに電話して、
“Thank you for calling customer services,
how may …?”

と言われたとします。

これは、
“How may I help you?” です。

“I help you?” が聞こえなくても そうなんです。
なぜなら、

「この言い方が一番ポピュラーで他の言い方は
(ゼロではないけれど)ほとんどありえない」からです。

日常会話はこういった決まり文句の連続です。

“leemelone”ってなんだかわかりますか?

“leave me alone.”です。

まあ、「ほっといてよ」ですね。

これも、”leave me alone.”という3つの単語じゃないんです。

発音どおりスペルすると、”leemelone”、
「リーミーロウン」ですね。

LとかRの発音がどうのこうのと 言ってないで、
「リーミーロウン」=ほっといて
です。

耳から英語を覚えた人は、
「リーミーロウン」で認識しています。

だから、「リーミー・・・」と聞こえたら、
もう、わかるわけです。

一語一語英語を日本語に訳して理解していると、
[leave] 離れる  [me] 私を [alone] たった一人で

総合して = 「一人にして」

となるわけです。

こんなふうに英語を覚えていると、大変ですよ。

日本語だって
「ほっといてちょうだいよ」を

「放る」 が変化したものが「放って」
「おく」とつながって 「放っておく」
「放っておく」が変化したものが「ほっといて」・・・

こんなふうに日本語を勉強している人を見たら、
そんなバカなことやらないで
「ほっといて」で覚えちゃいなよ。
決まった言い方なんだからさ。
日本語で話したり聞いたりしてるうちに
カンがつかめるようになるよ って言うでしょう。

英語でも同じ。
“leemelone”のような表現をたくさんたくさん仕入れておくと、
リスニングは、実は聞こえる前から理解できている
ということが認識できると思います。

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