英語上達に直結する映画を選ぶ方法

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映画を見るときに、英語上達もと一石二鳥をたくらむのならば
ぜひ、映画を見っぱなしにしないで必ずいくつかのステップを
踏む。

ほんのちょっとの手間で、映画を楽しみさらに英語力も手にすることができる。

まず

1 映画を選ぶ
できるだけ戦争モノとかは避けて、会話の多い映画を選ぶ。
しかも日常会話が多いほうがいい。
戦争モノとかアクションモノは、
*会話のボリュームが少ない(時間効率悪い)
*音響が大きすぎて会話が聞き取りにくい
という点から避けたほうが無難。

お勧めとしては、
*恋愛モノ
*コメディー
*ドラマ
*ファンタジー
などは英語上達にも最高の教材となる。

たとえば、

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「恋人たちの予感」 ”When harry met sally”

 

英語の難易度としては、上級レベル。

なぜかといえば、メグライアンの相手役ビリー・クリスタルが早口。
まあ、早口といっても、このくらいガンガンしゃべるアメリカ人は多いが、
それを聞き取ろうとすると結構集中力が必要。

この映画は最高に面白い男女コメディなので、日常的に使える英語が満載。
気の聴いたセリフもいいのので、気に入ったセリフが自然とアタマに入るくらい
何度か見ると、かなり英語上達に効く。

Harry “Why don’t you tell me the story of your life?
“「君の人生の物語でも聞かせてもらおうかな?」

Sally “The story of my life?”
「私の人生の物語??」

Harry “We got 18 hours before we hit New York.”
「NYに着くまで18時間もあるんだぜ。」

Sally “The story of my life isn’t even going to get us out of Chicago.”
「私の人生の物語を話したところでスグに終わっちゃうわ。」

この辺は簡単な英語。スピードもそんなに速くない。

 

でも”hit New York”など英語独特の表現も使われていて、なかなかいい出だし。

 

Sally の、人生の物語は話したところでスグに終わっちゃうと意味をシカゴすら
抜け出せないうちに終わっちゃうわ、といっているのも直接的に言わずに、
比ゆを使って表現する方法として学べる。

 

Sally がジャーナリズムの勉強のためにNYに行くことがわかるとHarryが猛烈にしゃべり始める。

 

ここからがトップスピード。

Harry ”Suppose you live there your whole life and nothing happens?”
「NYに住んで、残りの人生何も起こらなかったら?」

Harry ”You never meet anybody, you never become anything.
Finally you die one of those New York deaths where
nobody notices for two weeks until the smel drifts into the hallway.”

「誰にも会わず、それなりの人ともならずに、ニューヨークで死を迎える
人間のひとりとなって、死んだことも誰にも気づかれずに悪臭が廊下を
2週間も漂う。」

スピードについていくのが大変だが、これがわかってくると面白い。
このあたりはスピードが多い、つまり英語字幕も追いつかないくらいたくさん
しゃべるので、抜けている字幕を自分で埋め込んでいくのも英語の勉強になる。
ちなみに上のセリフでは、

 

You never meet anybody New York (deaths)

 

が字幕から抜け落ちている。ここまで映画の時間にしてたった数分だけれど、
英語という観点からすると30分費やしても十分楽しめる内容。

映画全編をみたら、十分元が取れる上、ナマ英語攻略にこの上ない教材となる。
この調子で映画を10本みたら、英語上達しない人はいないんじゃないか。

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